京都近郊
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百済寺 - 2009年10月18日
百済寺(ひゃくさいじ)、天台宗、本尊は十一面観音。606年、聖徳太子による創建。聖徳太子が高麗の僧・恵慈(えじ)とともにこの地を訪れたとき、杉の木が光を放つのを見た。そこで聖徳太子は杉の木に十一面観音を彫り、木の周りに堂を建てたのが百済寺の始まりと伝える。戦国時代までは大きな勢力を誇ったが小田信長の焼き討ちにて全焼した。「湖東三山」の1つ。 |
湖東三山のうち、最も南に位置する百済寺は名前の通り、渡来人由来の古刹です。拝観の入口はこちら。 公共交通機関がなくて、アクセスは車かシャトルバスです。
いまでは中腹まで車で登り、そこからの参拝ですが、かつてはふもとからこのような石段の参道が延々と伸びていました。 仁王門には巨大な「わらじ」が吊り下げられています。触ると身体健康・無病長寿のご利益があります。
「本堂」(重要文化財)です。
「千年菩提樹」 「庭園本坊」への入口です。 「喜見院」と池泉廻遊式庭園。
庭園の池に飛び石、そこにカマキリくんがいました。しばらく観察していると、どうやら池の鯉を狙っている様子。大きさは10倍以上あります。「いくらなんでも無理でしょう?」と声をかけても、カマキリくんは水面ギリギリまで近づき、真剣に鯉を狙っていました。 そのうち、水面ギリギリまで降りていき、真剣に鯉を狙っているようです。「おいおい、君には無理だよ。逆に食べられちゃうよ。」 |