京都近郊
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観音正寺 - 2009年10月18日
観音正寺(かんのんしょうじ)、天台宗、本尊は千手観音。西国三十三観音霊場の32番札所。繖山(きぬがさやま、標高433m)の山頂近くに位置する。聖徳太子が人魚の願いにより建立したと伝えられている。 |
繖山はこんもりした山ですが、その山頂に観音正寺があります。表参道(南から)、裏参道(東から)いずれも徒歩で一時間弱。時間を稼ぐために林道を車で登りました。御本尊ご開帳中とあって混んでいましたが朝一番に登って駐車場を確保できました。写真は駐車場からの参道です。道の両側に色々ためになる立て札が立てられていました。 10分弱でお寺の境内に着きます。最初に迎えてくれるのは鐘楼です。帰路、一度撞かせていただきました。
御朱印はこちらで戴きます。順番待ちの列が出来ていました。
本堂右手の石積。 観音正寺は400mの高さにあります。素晴らしい見晴らしです。 元の本堂は1993年に本尊千手観音立像とともに全焼しました。当時、山上には水が無く手の施しようがなかったそうです。新しい本堂は2004年に再建されました。防火用の水は、と井戸を掘ったところ200mの深さから水が出てきたそうです。新しい本尊「千手観音坐像」はインドから輸入した23トンもの白檀で作られました。高さ3.56m、巨大です。
北向き地蔵尊の小さな庵の紅葉。 よく見ると、樽で出来ています。 本堂横の池には蓮の枯れ花、そしてアカトンボ |