京都近郊
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西明寺 - 2009年10月18日
西明寺(こんごうりんじ)、天台宗、本尊は薬師如来。834年、伊吹山を開山した三修上人の創建と伝えられる。836年には仁明天皇の勅願寺となり、多くの寺領を得た。「湖東三山」の1つ。 |
西明寺は湖東三山の最北にある天台宗の古刹です。本堂に向かう石段は他の2寺と比べて短く楽でした。右にそびえる杉は「夫婦杉」、樹齢千年とありますが、そこまではないでしょう。 「二天門」(重要文化財)、ここにも大きなわらじが。 国宝の「本堂」です。入母屋造、檜皮葺、鎌倉時代前期の建立。 こちらも国宝の「三重塔」です。入母屋造、檜皮葺、鎌倉時代中期〜後期の建立。内蔵の絵画も別途重要文化財に指定されていますが今回は拝観できませんでした。 「蓬莱庭」は国指定の名勝庭園です。江戸時代初期の作。小堀遠州の作庭のように見えます。
秋から咲き始める不断桜が境内のあちこちにありました。
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