檀王法林寺 - 2008年5月18日
檀王法林寺(だんのうほうりんじ)は浄土宗。地元では「だんのうさん」とよばれ信仰を集める。1272年、望西楼了慧上人により悟真寺として創建、その後応仁の乱で廃寺となるが、袋中(たいちゅう)上人が復興。その弟子の團王上人は寺院興隆に尽くし「だんのうさん」と呼ばれた。なお、袋中上人は琉球に3年ほど滞在し布教したことにより、現在でも沖縄との縁が深い。
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京阪電車の三条駅を降り、地上に出ると正面には「高山彦九郎像」がこちらにむかって土下座をしていました。さて檀王法林寺は駅のすぐ近く、徒歩0分です。入口は三条通に面しています。 本堂です。公開されていませんが江戸時代初期の建立で、内部は彫刻や彩色などの豪華な装飾が施されているとか。 左は本堂、右が方丈(寺務所)です。本堂の隣には「だん王保育園」の入口がありました。中から太鼓の音は聞こえてきます。勘違いして「祇園祭りの練習かな?」と話していたら、通りがかりの方が「沖縄のエイサーですよ」と教えてくださいました。 寺務所の屋根の上にも沖縄のシーサーらしきものが見えますね。なぜ沖縄?と思いましたが謎はすぐに解けました。お寺の方に伺うと、檀王法林寺は沖縄(琉球)と深いつながりがあって、そのため沖縄との交流が続いているんだとか。エイサーは「だん王保育園」の園児や職員の方が踊っているんだとか。
こちらは川端通りに面した入口です。 |