駒井家住宅 - 2009年7月4日
駒井家住宅(こまいけじゅうたく)、米国人建築家ヴォーリズの設計による京都大学の遺伝学者であった駒井卓博士の住宅。1927年の建築。アメリカン・スパニッシュ様式。現在は財団法人日本ナショナルトラスト保護資産となっていて真夏と厳冬期を除いて一般公開されている。 |
駒井家住宅は白川疎水沿い、写真の右手です。 玄関からの眺めはごく普通の住宅です。 1階の居間、南に向かってサンルームが開けています。 ダイニングは居間とつながっていますが、アコーディオンドアによって仕切ることも出来ます。 広くはありませんが和室も一部屋用意されています。 階段室です。少し黄色っぽく見えるのは窓のステンドグラスのためです。
2階の来客用寝室です。今は古いコレクションが飾られています。 2階の主寝室と、奥はサンルームです。 2階の窓からは比叡山を望むことが出来ます。この住宅が建てられた頃、周りにはほとんど建物はなかったそうです。駒井家住宅の南に隣接して喜多家住宅がありますが、こちらは和風です。同じく京都大学の先生で、駒井家とほぼ同時に建設されました。現在も住居として使われているため公開されていません。 書斎です。窓以外の壁はすべて書棚です。 庭からの外観。 右の離れは書生のためののもの。 温室です。カウンターが作られていてお茶が用意されていました。庭を眺めながらゆっくり休憩が出来ます。ヴォーリズのこと、駒井博士のことがパネルで説明してありました。関連書籍も多く展示してありました。 台所です。トイレは写真がありませんが昭和二年の設計で既に水洗でした。 |