厭離庵の紅葉 - 2009年11月28日
厭離庵(えんりあん)、臨済宗天龍寺派、本尊は如意輪観音像。藤原定家が住んだ小倉山荘の跡。定家が百人一首を撰したところと伝えられる。荒廃していたが、江戸中期に令泉家が修復。霊元法皇から厭離庵の号を賜った。茶席時雨亭、定家塚などがある。 |
厭離庵の名前を知る人は多くないと思いますが、知る人ぞ知る、紅葉の名所です。紅葉の時期だけ一般公開されます。参道はやっと人がすれ違えるくらい狭い道。
山門を内側からながめました。 書院前の庭園が紅く染まっていました。
茶席・時雨亭です。大正12年の建立です。 屋根裏は高台寺の傘亭、広縁は苔寺の湘南亭、書院窓は桂離宮の新御殿を模写したものです。
本堂の左手前、五輪の塔は「藤原定家」の塚です。
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