ロンドン 「ハンプトン・コート・パレス」
撮影 2010年10月30日
Hampton Court Palace, London - October 30, 2010
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ハンプトン・コート・パレス、ロンドン郊外、テムズ川沿いにある旧王宮。ヨークの大司教、トマス・ウルジーが1515年から1521年にかけて建設した宮殿、のちにヘンリー8世に進呈。以後、英王室によって居住されるが、1760年のジョージ3世以降は使用されていない。
・入場料 £15.40(シニア割引あり)
・ロンドン、ウォータールー駅からSouth West Trainsで35分


ロンドン、ウォータールー駅からハンプトンコートまで各駅停車の鈍行電車に乗って、途中、ウィンブルドンのテニスコートを眺めながら35分で終点のハンプトンコート駅に着きます。

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ハンプトンコート宮殿へは、駅から歩いて5分ほど。テムズ川に掛かる橋を渡ります。(橋からの眺めは素晴らしいのですが、別の記事にまとめますね。)

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橋を渡るとすぐ右手に入り口です。左の細長い建物で入場券を購入。日本語解説のイヤホンも借りることができます。

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長〜〜〜い建物ですね。

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堂々としたゲート。さあ、見学開始。ヘンリー8世時代の「チューダー建築」、ウィリアム3世とメアリー2世時代の「バロック建築」、ジョージ2世時代の「ジョージアン建築」を見ることが出来、古い建造物マニアにはたまりません。

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ゲートをくぐると小さな広場(Base Court)になっていました。さてどこから見学しようかな。日本語解説のイヤホンを耳にあて、左の建物に入りました。

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ヘンリー8世のアパートメント(Henry VIII's Apartments)です。

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グレートホール(Great Hall)では中世のダンスを体験する子供たち。グリーンのマントを羽織っている子がいますが、入場するときにだれでも借りることができます。中世の衣装を身につけた人(小さく写っている)がダンスの指導員です。

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いくつかの部屋を回っていて、部屋ごとにイヤホンで日本語解説を最後まで聞いていては全体を見終わるのに何時間かかるかわからない。で、せっかく借りたイヤホンを外してしまいました。

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部屋の内装は派手さはなく、シックで重厚。英国デザインですね。壁の装飾品も絵画やタペストリーが中心です。

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ヘンリー8世のアパートメントは最後にチャペル・ロイヤル(たしか撮影禁止だったため写真なし)を見終えて中庭(Fountain Court)に出ました。そろそろ秋も終わり。なんで芝生がこんなに青々としているんだろう?

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トイレに立ち寄ったあと、お腹もすいてきたので館内カフェ(Privy Kichen Cafe)へ。カフェテリア形式で注文します。頂いたのはシチューとパン、そしてコーヒーです。おいしかった。

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チャペル・コート・ガーデン(Chapel Court Garden)。この季節、花は咲いていません。いろんなシンボルが立っていますが、それぞれいわくがあるんでしょうね。

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次の見学はウィリアム3世のアパートメント(William III's Apartments)です。絵になる階段。

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階段を上がったところの部屋はたくさんの銃刀がデコレーションされていました。キングズ・アパートメントですね。バロック建築の大家、クリストファー・レンによるもの。

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ウィリアム3世の謁見椅子でしょうか。

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進んでいくとメアリ2世のアパートメント(Mary II's Apartments)につながっています。

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メアリ2世のベッド。部屋の装丁も女性的になっています。

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今回。建物内見学に避けた時間は2時間ほど。とてもすべてを見ることはできませんでした。のこりは時間のお楽しみ。

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厨房(Henry VIII's Kitcen)に入りました。食材のほか、大きな鍋釜、ワイン庫など展示。宮殿に従事する多くの人達の胃袋を支えました。時々実際に調理も行われるとのことです。

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建物は改装、増築を繰り返していますが17世紀の建築家、クリストファー・レン(Sir Christopher Wren)も手がけたことで知られています。

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北側ゲート「Lion Gate」です。そのままブッシー・パーク(Bussy Park)につながっています。

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電車駅への帰路、公園の横をのんびり歩きながら、こんな景色が特段めずらしいものではなく、ロンドン市内、郊外にふんだんとあるイギリス、観光地として人気がないことが不思議でなりませんでした。。

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