「秋葉神社上社、表参道を登る」
撮影 2021年1月21日
AKIHA SHRINE, Tenryu-ku, Hamamatsu - January 21, 2021
秋葉神社・上社(あきはじんじゃ・かみしゃ)、正式名は秋葉山本宮秋葉神社。日本全国に存在する火防信仰の神社の本宮。標高866mの秋葉山の山頂に位置する。709年に初めて社殿が創建された。江戸時代は全国から秋葉参詣が盛んになり秋葉街道が整備され多くの秋葉灯籠が建てられた。 |
<表参道を登る>
今回は下から秋葉山登山道(表参道)を登って上社に参拝します。スタート地点は「表参道駐車場」、上社までは標高差800m、およそ2時間の行程です。
ふもとは「坂下」という集落。江戸時代、秋葉信仰が盛んで多くの参拝者があったころ栄えた集落です。実はその当時、秋葉山の山上にあったのは秋葉大権現(現在の秋葉寺)であって、今ある秋葉神社(明治以降に建立された)ではありません。表参道は秋葉寺への参道であり、坂下はふもとにある秋葉寺の門前町です。
最初は石畳の道。これがけっこう歩きにくいのです。
海抜200mを通過。登山開始から20分。
海抜500mを通過。登山開始から1時間10分。
海抜500mを過ぎたところに「富士見茶屋跡」の建物があります。江戸時代中期から戦前まで、ここ秋葉街道の往来が盛んだった頃、街道沿いには宿屋や茶屋がたくさんあったそうです、ここ「富士見茶屋」もそのひとつ。最後まで営業していた茶屋です。残念ながら火災による消失のため昭和18年に茶屋の幕を閉じたそうです。その後も建物を再建し、ここに住み続けられたそうですが、高齢のため昭和62年に山を降りられたそうです。
海抜560m、「鉄塔の休憩所」に到着。登山開始から1時間35分。ここで小休止し、富士山を眺めました。
秋葉寺(しゅうようじ)の山門に到着しました。広い境内を進むと、正面に本堂、右に開運大黒天。往路は通過します。参拝は帰路で。
海抜800mを通過。登山開始から2時間25分。
巨大な杉の木が参道に現れ始めると上社は近い。あと一息です。
工事の看板が現れました。表参道から秋葉神社への入り口であり、最も古い建造物(1812年建立)の「神門」は現在、解体修復中でした。左の板の通路で工事現場を迂回します。
<秋葉神社 上社>
上社の境内が見えました!
秋葉神社上社に到着です。登山開始から2時間35分でした。途中で撮影のために立ち止まった時間や休憩時間を差し引けば、歩行時間はおよそ2時間ほどでした。
黄金色の「幸福の鳥居」と茅の輪をくぐります。
毎年サッカーチームのジュビロ磐田の御一行が必勝祈願に奉納する巨大絵馬が神楽殿に飾られています。
さぁ、本殿へ。
参拝します。
本殿を別の角度から眺めました。なお、流れ造りのこの本殿は1986年に再建されたものです。
本日は少し霞んでいますが、遠く遠州灘、そして浜松の市街地を見渡すことができます。
<その他の見どころ>
表参道を2時間掛けて歩いて登らず、車で林道を登り、大駐車場から楽に本殿をお参りすることができます。この場合、このりっぱな門をくぐります。「西のかどもりの神門」、平成17年の建立です。
左の大きな建物は「秋葉神社斎館」、その1Fにはお土産販売と食事処の「秋葉茶屋」はあります。
おすすめは「舞茸天そば」(¥840)。「秋葉おしるこ」(¥350)は追加で注文したものです。麺類以外のメニューとしてカレー類、もみじ田楽などがあります。
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