京都、吉田神社に倣ったという追儺式が浜松八幡宮で行われましたので見物に行ってきました。
夕刻6時から神事が始まり、そのあとに鬼やらい(3匹の鬼を方相氏が追い払う)が境内で執り行われます。
中央が方相氏(ほうそうし)、かなり背の高い人が演じていますね。
方相氏の勇姿。追儺(ついな)のとき悪鬼を追い払う役人です。矛と盾をたづさえ、よく見えませんが、金色の目が四つのお面をかぶり、黒衣に朱の裳、黒い高下駄、といういでたちです。
まずは神事が執り行われます。このあと、鬼は境内を走り回り、「うぉー、うぉー」と境内の人たちを脅すと、子供達は「きゃっきゃっ」といって喜んでいました。
鬼が3匹並んで「えいえいおー」と方相氏に向かっていくと、方相氏はさらに大きな声で「えいえいおーーーーー」(ワイヤレスマイクで拡声されていました) 鬼は圧倒されてあとずさり。
最後に勅使役の4名が境内に向かって矢を放つと、観衆は先を争って落ちてくる矢をキャッチします。(矢の先には布が巻いてありました)
鬼との戦いが終わって引き上げる方相氏と童子たち。
今日一日だけの「くちなし色」のお守りを購入しました。¥1000です。
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