鳳来館(ほうらいかん)、建物は「大野銀行本店」として大正時代に建設されたが2006年まで銀行や信用金庫として使用された。2009年、喫茶店「鳳来館」として生まれ変わり、ギャラリー、イベント会場としても使われている。国有形文化財に登録されている。
・愛知県新城市大野字上野17-2
・TEL 0536-32-2332
・営業時間11:30 - 14:00 / 17:30 - 22:00 不定休
・アクセス 東名「豊川IC」より40分、新東名「浜松引佐IC」より30分
・駐車場あり(大野商店街の共同駐車場を利用)無料
愛知県の飯田街道、大野宿にレトロな喫茶店があることをTVの紹介で知り、さっそく行って来ました。旧街道、大野商店街の一角にその喫茶店(もと銀行)はありました。(電信柱は無粋ですね。)
大正時代の建設です。風格のある玄関。
入ると重厚な木作りのカウンター、そしてドリス式円柱、銀行であったことを伺わせます。2006年まで三河信用金庫鳳来支店三河大野出張所として現役でしたの建物の保存状態は大変良好。
さて、何を注文しようかな? あいにくランチタイムは終わってしまっていたため食事はできませんでした。ブレンドコーヒー(¥500)とホットケーキ(¥500)を注文しました。
給仕(メイド)の衣装をまとった店員さんがコーヒーを運んできました。クッキー付きです。食器類は品が良い。
この砂糖が特徴あります。Dryden & Palmer社の「デミタッセシュガースティック」というものだそうです。スティックの先にキラキラ光る砂糖の結晶。(あとで調べてみましたところ、100本/¥5,000でした)
そしてホットケーキセット。生クリームにドライフルーツ、そしてシロップとバターが付いています。
雰囲気最高! あー、おいしかった!
(場所がら、客の年齢層はやや高め。失礼!) 建物内部の見学は自由です。左奥に入ると、、
「貴賓室」、グループであればここでいただくこともできます。
2階も開放されています。
「会議室」です。自動オルガンや足踏みオルガンなど、様々なコレクションが展示されています。また、2階には大ホールもあり、様々なイベントに開放されています。この日は「手作り市」が催されていました。「竹久夢二展示室」もありました。
大正時代、実際にここで使われていた電話機。なお、喫茶店としてオープンするにあたって増設された女性用トイレは超デラックスでした。
コーヒーとスイーツ、そして見学料込みで¥1,000は安い。訪問する価値は十分にあります。