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「井伊谷宮、茅の輪くぐり」 - 撮影 2016年7月2日

IINOYAGU Shrine, Kitaku Hamamatsu - July 2, 2016
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井伊谷宮(いいのやぐう)、祭神は後醍醐天皇第四王子の宗良(むねなが)親王。南北朝時代に活躍しこの地で没したと伝えられる。社殿の背後に宮内庁管轄の墓所がある。明治2年(1869年)、井伊家発祥の地である井伊谷に創建。
 ・静岡県浜松市北区引佐町井伊谷1991-1
 ・TEL 053-542-0355
 ・アクセス JR浜松駅よりバス「奥山行き」約50分
    第2東名高速「浜松いなさIC」より10分
 ・境内自由

浜松市郊外、引佐の井伊家ゆかりの神社「井伊谷宮」で夏越大祓の厄除け、茅の輪をくぐりました。井伊谷宮にはほぼ毎年初の腕に参拝しています。その際はこの通路を参拝の列ができ、お参りに30分かかることもザラですが、今日は誰一人いません。

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正式には6月30日が夏越大祓ですが、ありがたいことに週末の7月3日まで茅の輪が設置されていましたので2日の参拝です。

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しきたりに従って茅の輪をくぐりました。「みな月のなごしの祓する人は千年の命のぶというなり」を唱えながら「左回り、右回り、左回り、参拝」が一般的ですね。

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夕方5時近く、さすがに参拝者は少なく、静かに茅の輪くぐりが出来ました。

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拝殿右手にある巨木です。井伊谷宮でもっとも大きい木は、実は社殿の右側にあり、拝殿から向かって右に進むと眺めることが出来ます。

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もうひとつ、夏越大祓では「人形(ひとがた」流し」を行います。人の形をした白い紙に氏名を書き、息を吹きかけて体の悪いところをすべて水に流します。

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ここでは川がないので拝殿右手に水を貯めた桶「祓桶」が置かれ、ここに人形を浮かべます。

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白い紙は水に溶け、まもなく人形は形がわからなくなりました。

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拝殿左手を奥に進んでいくと、井伊谷宮の祭神である宗良親王の墓所があります。

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宮内庁の管轄で、平日に参拝すれば門は開いています。

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奥の社殿が井伊谷宮の本殿です。引佐町井伊谷は、のちに彦根藩主になる井伊家の発祥の地。これにちなんで明治維新後、最後の彦根藩主「井伊直憲」により建立されたのが井伊谷宮です。

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