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「可睡斎ひなまつり」

撮影 2017年1月21日
HINAMATSURI Dolls in KASUISAI Temple, Fukuroi - Jan.21, 2017
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可睡斎(かすいさい)、曹洞宗、山号は萬松山、本尊は聖観世音菩薩。創建は1401年、開山は如仲天ぎん禅師。寺の名称は徳川家康が命名。また境内には火伏の神「秋葉三尺坊大権現」を祀る。禅の修行道場。
 ・静岡県袋井市久能2915-1
 ・TEL 0538-42-2121
 ・アクセス 東名高速「袋井IC」より約5分
    新東名高速「森町SA」より10分

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袋井の古刹「可睡斎」で毎年新春から開催される「可睡斎ひなまつり」を見学しましたのでレポートします。人形供養で奉納された約3,000体のひな人形が所狭しと堂内に展示されます。開催期間は1月1日から3月31日までです。2015年から始まり、今回で3回目です。

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書院の玄関が拝観受付です。

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入口で迎えるのは等身大の雛人形。昭和40年から製作を開始し完成まで4年10ヶ月かかったそうです。なお、藤枝市岡部町にある「岡部宿・大旅籠柏屋」において、2月14日より山内家に伝わる江戸時代の等身大雛人形が展示されます。

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本堂に向かう廊下ですが、ビッシリとならんでいます。壮観ですね。

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大書院のあらゆる場所に飾られたお雛様。見上げると鴨居の上にも。

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中庭を囲んで廊下に飾られた様々な種類の雛人形。

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ひなまつりのメイン会場、瑞龍閣に移動します。2階に上がって広間に入ると、32段、1,200体の雛飾りが迎えてくれます。だれもが「うわぁ!」と感嘆の声をあげるところ。

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お見事! このイベントは元旦から始まりますが、可睡斎のスタッフの皆さん、ただでさえ忙しい年末の仕事にひな壇のセッティングが加わり、ホントに忙しいのでしょうね。

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天井に届けと言わんばかりに高く積まれています。瑞龍閣の天井画も素晴らしいですね。なお、瑞龍閣は国の登録有形文化財に指定されていますが写真撮影は自由です。

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巨大なアルプススタンドのようですね。

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1階に降りると山形県酒田市から提供された「傘福ひな」が飾られていました。京都に縁のある雛飾りで、祇園祭の傘鉾に由来があるそうです。酒田市周辺では子供の成長を願って神社に奉納するのだそうです。「日本三大つるし飾り」の一つに数えられていて、以前に京都の七夕イベントで堀川に飾られていたのを見たことがあります。

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こちらは「つるし雛」ではありませんが、巧妙に作られた折り紙のボールです。写真はありませんが、室内ぼたん庭園の牡丹の花も見事でした。なお、このひな祭りイベントは袋井市の「まちじゅうひなまつりプロジェクト」として、市中のいたるところにお雛様が飾られているそうです。

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