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「ホタテガイとその仲間たち - 化石からみるホタテガイの歴史」 瑞浪市化石博物館 2013年9月12日
Mizunami Fossil Museum, Gifu Pref. September 12, 2013
「瑞浪市からは、今から2000万-1500万年前の新生代の化石がたくさん見つかります。これらの化石は、瑞浪層群という陸や海で砂や泥が積もった地層の中に含まれています。化石博物館では瑞浪層群から見つかった代表的な化石を展示しています。これらの化石は、かつて瑞浪が海であったころの自然の様子を私たちに教えてくれます。」(瑞浪市の公式HPから抜粋引用)
・岐阜県瑞浪市上平町1-1
・TEL 0572-68-2111
・開館時間 8:30-19:30 月曜定休
・駐車場 無料
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瑞浪市化石博物館で「ホタテガイとその仲間たち - 化石からみるホタテガイの歴史」が開催されていることを知り、見学してきました。ホタテガイ科は色も美しいので古代から准美術品として多くの人に愛でられてきました。今回の展示を見学することで古生代から現代に至るまでのホタテガイ科の歴史をたどることが出来ます。
展示会場は博物館本館に隣接して建てられている研修棟です。見学者はもちろん私達2名のみ。
展示はこのように長い年月によって色を失った化石のホタテガイです。
古生代からのホタテガイ科の歴史を化石で知ることが出来ました。今後、自分でホタテの化石を見つけた時も、今回撮影しておいた全展示写真い照らし合わせれば同定できる!
現世種も展示されていましたが、貝には子供の頃から興味があり、これまでに集めた私のコレクション(3枚目の写真)のほうが種類が多かった(笑)。
この写真は我が家にあるマイコレクションです。
本館に移動して常設展示を見学しました。骨格標本もあくまで瑞浪市で発掘されたもののみ。チラノザウルスのような大きな恐竜の骨格標本を世界中から購入して展示すれば子供たちは喜び集客力は上がるでしょうが、ここは瑞浪市近隣で発掘されたものに限定した展示です。
貝類の化石標本が中心です。時代順に並べられています。
こちらの学芸員さんによる新種発見の報道記事が掲示してありました。
本館は小高い丘の上にありますが、その下に掘られた地下壕に入ることが出来ました。「化石の地下壕」と名付けられており、壁面には多くの化石が露出していました。瑞浪市はかなり内陸ですが、かつてここは海の底だったのですね。
この地下壕、第二次大戦末期に航空機製造工場として掘られたとのこと。訪問した日はかなり気温が高く屋外は汗がにじむ一日でしたが。地下壕は奥に進むに従ってひんやり。
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