「小国神社・紅葉ガイド」
小国神社(おぐにじんじゃ)、正一位、祭神は大己貴命 |
静岡県西部・遠州地方で随一といわれる小国神社の紅葉をご紹介します。これまですでに何度も紅葉見物に訪問しているのですが、ベストのタイミングで見ることができたのは初めて。たくさんの写真を使って「小国神社の紅葉見物のヒント」をご紹介したいと思います。(写真は2016年および2017年に撮影したものを使用)
例年ですと見頃は11月の下旬から紅葉が始まり、12月の上旬までが見頃となります。もちろん、その年の気象の状態にもよりますので小国神社の公式HPで紅葉の進み具合を確認してください。美しい紅葉を見ることが出来る場所は小国神社の参道ではありません。東側を流れる宮川沿いです。
おそらく小国神社の紅葉見物における最大の難関は「気が遠くなるほど長い渋滞」でしょう。谷崎交差点から小国神社までは一本道、抜け道はありません。休日の昼間はこの道がすべて車で埋まるほどです。最悪2時間を覚悟しなければなりません。平日だと1時間ほどでしょう。渋滞を避けるには平日の早朝狙いですね。
写真は小国神社駐車場から600mほど手前にある「久米吉」で撮影した渋滞の様子です。このあたりまで来れば駐車場まであと一歩なのですが。神社の無料駐車場をあきらめて、かなり手前にある有料駐車場を利用するのも一手です。
美しい紅葉を見るためは、1 太陽光が紅葉に直接当たる晴れの日に行く 2 見る時間は午後2時まで!
紅葉は太陽光を通してみれば鮮やかに輝いて見えるもの。曇天あるいは日の傾いた時間帯だと、いくら小国神社の紅葉といえどもそれほどでもありません。
午後2時を過ぎて地表まで太陽光が届かなくなるとこの様にくすんだ色になってしまいます。宮川は背の高い針葉樹に囲まれていますので陽が当たらなくなるのが早いのです。この写真の撮影時刻は14時15分。太陽光はもはや当たっていません。
宮川の東側にある駐車場を出発し、宮川の上流に向かって歩きます。川沿いの遊歩道を歩いて撮影した美しい紅葉写真をご紹介します。駐車場付近は日当たりもよく見どころの一つです。
橋の上から南にむかって撮影。光る紅葉と川面の写った紅葉がダブルできれいですね。
橋を渡って西岸を歩きます。
少し歩くと対岸に桟敷が見えます。ここはこんにゃく専門店「久米吉」の出張店舗「宮川桟敷」です。絶景紅葉を眺めながら味噌田楽やおでんの他、予約すれば名物「桟敷弁当」を戴くこともできますよ。
少し歩くと赤い橋が見えてきます。
朱の色が映え、格好の撮影スポットとなっています。
橋の付近は遊歩道が人くなっています。こちらで甘酒の接待なども行われます。またテントの左奥に進むと小国神社の本殿です。お参り来てきましょう。
さらに参道を進みます。日の当たるところと日陰のコントラストが鮮やかですね。
下流に向かって眺めました。
前の写真を撮影したのはこの橋の上からです。絶好の撮影スポット。
橋の近くにご神木がありました。
さらに奥に向かってながめると鮮やかに紅葉はしているものの鬱蒼として陽が当たらなくなっています。さらにその先は陽があたっています。遊歩道はずっと上流まで続いています。
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