「花の奥山高原・昇竜しだれ梅」
「奥山高原」(おくやまこうげん)は、奥山方広寺のさらに奥、富幕山の裾野に広がる季節ごとに様々な花を見ることができる観光植物園。「昇竜しだれ梅」(しょうりゅうしだれうめ)は、竜が天に登るように仕立てられたしだれ梅。流水庭園の周囲を中心に300本のしだれ梅がある。 |
浜松エリアの梅の名所の一つ「奥山高原」の昇竜しだれ梅が見頃になったとの新聞広告を見て、さっそくやってきました。園内の様子をご紹介します。場所は浜松市郊外、市中心部から金指街道を北進、引佐で奥山方面に左折、奥山方広寺を過ぎて山を5分ほど登ったところが観光植物園・奥山高原です。
「昇竜しだれ梅祭」を開催中、園内が一面の梅花です。期間中の入場料は¥700と高めになっています。公園としては一番の稼ぎどきですね。
入口ゲートで入場料を払い、梅花のトンネルが迎えてくれますが、まだ成長の途中で花はまばらでした。数年後が楽しみです。
これが「昇竜しだれ梅」です。浜松市呉松町の佐藤一敏という方が長年かけて梅の木を竜のように仕立てました。三方原で50年近く育てたものを2001年こちらに移植し「昇竜しだれ梅園」が開園されることになったそうです。現在、成長した株は80本、生育中の若木は200本あるそうです。
すばらしい昇竜しだれ梅ですね。見頃の梅を写真に収めましたのでたっぷりご覧ください。
梅園の中央に流水庭園が作られ梅にマッチした景観を作っています。
今度は流水庭園を上から下に向かって眺めてみました。次に右手の山の斜面に行ってみましょう。
高く登ってきました。杉の木の間から東に向かって展望が開けています。
いやぁ、絶景ですね。眼下には満開の河津桜。
彼方には天竜川の河岸段丘、さらにむこうには小笠山も見えています。富幕山は標高563m、その中腹ですからさすがの眺めですね。
なお、園内は起伏がありますので足腰の弱い方は時間的な余裕を持ってお出かけください。
明るいピンクの桃でしょうか、3月後半から咲きそろいます。なお東名高速から奥山高原へのアクセスですが、三ヶ日ICからだとオレンジロード経由が走りやすく30分ほどでしょう。
|
Copyright (C) 2017 ZauCats, All Rights Reserved.