「井伊直虎ゆかりの 龍潭寺で除夜の鐘
引き続き 井伊谷宮で初詣」
龍潭寺(りょうたんじ)、臨済宗妙心寺派、本尊は虚空蔵菩薩、山号は万松山。733年、行基によって創建されたと伝わる。宗良親王が中興。平安時代より井伊家の菩提寺。庭園は池泉鑑賞式、小堀遠州の作庭、国の名勝指定。 |
遠州地方(静岡県西部)で除夜の鐘をつける寺院はいくつかありますが、2017年NHK大河ドラマの舞台となる引佐町井伊谷(いいのや)の龍潭寺で行く年の鐘を撞き、2016年を締めくくることにしました。
市中からかなり離れていることもあって参拝者はそれほど多くありませんでした。11時頃から鐘つきの行列ができ始め、108組に限り番号札が渡されます。11時20分頃到着するとすでに長い列、それでも71番の整理券をゲットです。鐘をついたあと、本堂でこの券と交換に記念品がいただけるのです。
11時45分を過ぎた頃、本堂内で法要を終えた門主を始めとした龍潭寺関係の皆さんが最初に鐘を撞きます。
その後、列の順に従って鐘を撞いていきます。並んだ人は全員ひとりづつ撞くことが出来ますが、かなり早いペースで撞いていきますので71番でしたが12時15分頃撞くことが出来ました。
なお、列に並べば108番目以降も全員が撞くことが出来ます。撞いたあとは温かい甘酒でほっこり。
無事、煩悩払いの鐘を撞き終わり本堂に入ります。
整理券と交換に頂いたのは干支のお守りとおみくじでした!
今年のNHK大河ドラマは「おんな城主 直虎」、龍潭寺がある井伊谷周辺が舞台です。この龍潭寺そのものが次郎法師・井伊直虎が出家し、暮らしたお寺でもあります。随所にポスターが貼られ、また解説パネルも設置されていました。
こちらが本堂。ご本尊の虚空蔵菩薩が祀られています。
本堂の右手に祀られる釈迦如来坐像は巨大な丈六さんです。1729年の作。
龍潭寺で除夜の鐘をつき、本堂へのお参り及び見学を終えたあと、年が変わりましたので井伊谷宮まで移動して(徒歩5分です)初詣です。
参道横で甘酒の接待です。
お椀いっぱいの甘酒です。あまくて温まります。(たっぷり用意されていたようで、参拝前と参拝後、2杯頂いてしまいました。)
時刻は13時前です。昼間ほどではありませんが、一の鳥居の手前まで列ができていました。待ち時間は20分ほど。これでも市中の神社に比べればゆったりと初詣できますね。
2016年の年越しと初詣は井伊谷で同時に済ますことが出来ました。元旦の日中は家でゆっくりできそうです。
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