「大河ドラマの舞台となった 龍潭寺で除夜の鐘
引き続き 井伊谷宮で初詣」
December 31, 2017 - January 1, 2018
龍潭寺(りょうたんじ)、臨済宗妙心寺派、本尊は虚空蔵菩薩、山号は万松山。733年、行基によって創建されたと伝わる。宗良親王が中興。平安時代より井伊家の菩提寺。庭園は池泉鑑賞式、小堀遠州の作庭、国の名勝指定。 |
昨年の一年間、NHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」の舞台となった龍潭寺。南渓和尚、傑山(けつざん)、昊天(こうてん)の面影を辿り、除夜の鐘を撞きにやって来ました。ドラマの放映が終了した今、嵐の後の静けさですね。昨年よりも順番待ちの行列は少なめでした。
11時50分に撞き始めます。鐘楼の周りではかがり火や甘酒接待の準備が進んでいます。
撞き始めの時刻となって、ご住職の最初の一打に続いて、事前に配られた番号札の順に従って撞き始めました。108番までは整理券がありますが、109番目以降にならんでも鐘を撞くことができるのです。
今年は53番でした。撞き終わったあと粗品をいただくため本堂に向かいます。
通常、本堂及び名勝庭園の拝観は有料ですが、除夜の鐘つきの時だけは無料開放されています。もちろん庭園は真っ暗で見えません。
本堂に上がります・見事な生花(?)。
整理券を粗品(干支の犬飾りとおみくじ)をゲットしたあと、堂内の部屋をいくつか見学しました。
直虎関連お展示はまだ残っています。こちらは井伊直政が着用した赤備えの鎧かぶと。
こちらの品々も井伊家ゆかりのものでしょうが説明書きがなかったため素性がわかりませんでした。
本堂の鴨居の上には左甚五郎作と伝わる龍の彫り物です。さて、本堂内をざっと見学したあと、次の目的地、井伊谷宮に向かいます。
除夜の鐘をついたあとは恒例となっている井伊谷宮の初詣です。龍潭寺から井伊谷宮へは歩いて5分もかかりません。参道にはすでに初詣のための長い行列が出来ています。今年は参道からはみ出すほど長くありませんので待ち時間は20分ほどでしょう。
見上げると今日は満月。
今年も平穏な年を祈願して初詣を無事終えました。
こちらも恒例の、井伊谷宮の氏子の皆さんによる甘酒接待です。行列の待ち時間で冷えた体が熱々を飲んで温まりました。
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