「資生堂アートハウス」
資生堂アートハウス(しせいどう あーとはうす)、1978年、掛川に開館。「椿会美術展」に出品された作品を中心に近現代の美術品を収集・展示する美術館。 |
資生堂掛川工場の敷地に隣接する資生堂の私設美術館「資生堂アートハウス」を見学しました。新幹線の線路沿いにありますので車窓から眺めることのできる建物で、以前からその存在は知っていたのですが、今回が初めての訪問です。
こちらが玄関です。建物に入るとすぐに受付。入場無料ですので、受付の方に軽く会釈して中に進みます。展示フロアには常設展示のほか、企画展示もされています。今回の訪問時には「ヴィンテージ香水瓶と現代のタピスリー、ラリックとバカラを中心に」が行われていました。(企画展示は写真撮影OKでした。)
まず企画提示フロアへ。これまで芸術品としての香水瓶には興味を持ったことはなかったのですが、ズラッと並んだ100年以上前の香水瓶を眺めるとその繊細な造りに驚きました。
展示されているのは1900年代初頭のもの。クリスタルガラスのブランド「バカラ社」製、およびフランスの装飾工芸家「ルネ・ラリック」によってデザインされたものが中心です。
100点以上の香水瓶が展示されていましたが、そのなかのいくつかをご紹介します。
ここに展示されているのは手前から、ロジェ・ガレ社の「水仙」、ウビガン社の「美しい季節」、そしてメゾン・ラリックの「牧神のキス」です。(右後ろは香水瓶ケース)
メゾン・ラリックの「牧神のキス」を拡大撮影しました。
こちらはディオール社のもの。左は「ミス・ディオール」、右の2点は「ディオラマ」。
次に第2展示場へ移動。香水瓶とともにタペストリも展示されています。
こちらはメゾン・ラリックの「三羽のツバメ」。
そしてメゾン・ラリックの「薔薇窓」。どれも飾っておきたくなるような名品ばかりですね。今回はたまたま香水瓶が展示してありましたが、2か月毎に展示内容が変わりますので公式HPでご確認下さい。
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