「瀧峰不動尊」
瀧峰不動尊(たきみねふどうそん)、本尊は不動明王。成り立ちは不明。浜松市三方原台地の北端、「滝峰の谷」崖のの途中に位置する。滝行で願掛けが行われる。 |
浜松市の三方原台地の北端は都田川流域にむかって急勾配の崖状になって下ります。この崖の途中にある「瀧峰不動尊」に冬空の下、参拝しました。場所は、浜松北環状線(金指停車場和地線)の聖隷三方原病院付近、コンビニ「ミニストップ」のある交差点を北に入ってすぐのところにあります。
「鳥居をくぐって階段を登ると神社本殿」という先入観がふっとびました。
この神社(寺院)は、鳥居をくぐると、、、
急な階段が下に伸びていて、、、
はるか下に神社本殿(寺院本堂)があります。
こちらが本殿。社務所はありません。無住の神社です。ところで、この本殿、北東向きです。すなわち鬼門に向いています。一般的には最も避けるべき方角です。いろいろ常識を覆させる神社ですね。
本殿の奥正面に御本尊のお不動様がお祀りされています。なお建物は神社風ですが、正面にはご焼香用の線香立て。神仏混淆ですね。
本殿の中、左の壁に掲げられている額に書かれているのは「般若心経」、不動明王は大日如来の化身とも言われていて、多くに寺院内にも祀られています。
本殿正面の石段右には滝が。この付近で湧き出る清水を集めて枯れることはありません。この滝を使って修験者による願掛けの滝行が行われるのだそうです。毎年8月の第1日曜日の例大祭の日に見ることができるそうです。
なお、階段の下は平地になっていて、池や舞殿がありました。例大祭の日など、ここで行事が行われるのでしょうか。
階段を登って大地に戻ります。階段の勾配はゆるやか、手すりもありますので足腰の弱い方でも大丈夫。
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