おいしい蕎麦やさんがあるという噂を聞き、さっそく行って来ました。小豆餅の「陶そば正」さんです。

お品書きを見て迷っていたら、ご主人から助言をいただきました。メニューに「おすすめ」と書いてある品のNo.1、No.2、No.3が通好みだとか。早速それらを注文しました。No.2は各自分、No,1とNo.3は一皿の注文です。待っているあいだ「そば茶」だ出されました。

最初におすすめNo.3の「天ぷら」が運ばれました。エビ2尾とそば餅や様々な山野草の天ぷらです。天日塩と茶塩、および大根おろしをつけて頂きます。山野草はもちろん自家栽培。

「十割そば」です。蕎麦板（？）も載っています。混ざり物のない100％蕎麦はこういう味か。おすすめNo.1の「そばがき」は胃袋に収まったあと写真を撮り忘れたことに気づきました。しまった！

手作りのメニューです。

今回の食費は2人分で、天ぷら￥600、十割そば￥900ｘ2、そばがき￥800、しめて￥3,200となります。

以前は三ヶ日のお店を構えておられたそうですが、現在は小豆餅です。お店の入口近くに石臼（暖簾の後ろ）とそばを打つための大きな木製の「こね鉢」が置かれています。今では手に入らない栃の木の巨木で造られたもの。匂いのない木であるためそば打ちに適しているのだそうです。
他にお客さんがいらっしゃらなかったため、ご主人から蕎麦のウンチクをたっぷり聞かせていただくことが出来ました。また町のお蕎麦やさんではなかなか味わえない本格的な手打ちそばを体験。