「都田の津島神社が新しい社殿に」
TSUSHIMA SHRINE, Miyakoda, Hamamatsu May 18-21, 2018
津島神社の社殿が新しく建造されました。元の社殿は、それはそれはみすぼらしいものでしたが、これを見かねた地元の企業「都田建設」さんのご厚意によって社殿が建造され奉納されたのです。新社殿の設置の現場に立ち会うことが出来ましたのでレポートします。
中央が新築される前の旧社殿。建て替えに先立ち、御神体を一時的に保管する仮殿が右に置かれています。左にが「文化十年」と刻まれている灯籠。
駐車場まで運ばれてきた新社殿は、駐車場から設置場所まで組まれた足場の上に合板を敷き、その上にパイプを並べて転がしていきます。写真は、ほぼ設置場所まで運ばれてきたところです。
さてこれから大仕事、足場の上から社殿の台座の上に下ろす作業が始まります。
さあ力仕事です。10名くらいの人で「せーの、よいしょ」で動かします。
以前の社殿はトタン壁にスレート屋根の簡素なものでしたが、新社殿は銅葺きの屋根付きの本格的なもの。
台座の上に設置が終わりました。
なお、社殿を入れ替える間、御神体はこの小さな仮社殿に収められています。後日、新社殿に戻す時は神主さんによって神事を行ったのち移されます。
翌朝、再訪しました。足場が全て撤去されています。新しい社殿を正面から。
屋根は銅で葺かれています。
妻にはこんな紋章が。
社の中には新しい神棚が置かれています。後日、神主さんが来られ、仮社殿に置かれてる御神体をこちらに戻す「御霊移しの儀」が行われる予定です。
駐車場から社殿までの参道を新設する工事が始まりました。社殿のまわりには白い玉砂利、参道は枕木と砂利が敷いてあります。距離的には20mほどですが、以前は足元を気にしながら歩かなければならなかったので砂利が敷いてあって雨の日でも安全になりました。
赤い鳥居が完成しました。柱が開いていますので明神型の鳥居ですね。
社殿および鳥居を製作された宮大工の小林棟梁です。記念撮影させていただきました。素晴らしいお仕事をありがとうございました。
|
Copyright (C) 2018 ZauCats, All Rights Reserved.