「津島神社・神殿の竣工式と遷座の儀」
TSUSHIMA SHRINE, Miyakoda, Hamamatsu, June 3, 2018
都田町横尾地区の産土神である津島神社の社殿が新しくなり、6月3日大安の日、午前11時より「竣工式」および「遷座の儀」が執り行われました。社殿の前には椅子も並べられ準備万端が整いました。
神職および地元の要職の方々が集まり、いよいよ竣工式が始まります。長年お世話になってきた津島神社ですので私達も末席にて参列させていただきました。
いよいよ竣工式の始まりです。
工事の間、仮りの社殿に収められていた津島神社の御神体を、新社殿に遷す儀式「遷座の儀」が行われます。仮社殿の前で最初に神職による祝詞。
祝詞のあと、神職が御神体を取り出します。地元の代表の方が玉串を持って露払いをしながら新社殿まで導き、御神体を持った神職の方が後ろに続きます。
神職による竣工の祝詞です。
続いて、神職によって新社殿の四方をお祓いするために「きりぬさ」(白い紙と麻を細かく切ったもの)をまきます。
今日はこの神社を守る横尾地区の皆さん、この社殿を奉納された都田建設の方々を中心に30名以上が集まりました。
津島神社はウッソウとした森のなかにあります。江戸時代までは下の村からここに登る道はこのような薄暗い寂しい山道でしたので、村人たちはこの道を「いや坂」と呼んでいました。
この社殿を製作された宮大工の小林棟梁が玉串を奉納されているところです。前日に訪問した時、棟梁は今日の竣工式に備えて最後の仕上げ作業をされていました。また、この社殿の構造についても詳しく説明してくださいました。
竣工式も無事に終わり、片付けをしているところ。津島神社はこの新しい社殿に代わったことで、あと数百年はここに鎮座し続けるでしょう。
津島神社はこんもりした森のなかにあります。見徳山の頂上です。
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