茹でたままの熱い状態で頂く「熱盛りそば」は、現在の主流である冷たいざるそばが生まれる前の古いスタイルだそうです。近頃メディアで紹介されることが多い「竹邑庵太郎敦盛」は、「熱盛りそば」が看板メニューのお店、かなり人気店になっています。

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丸太町通から烏丸通を上がり、最初の小路を西に入ります。さらに最初の路地を入っていくと「竹邑庵太郎敦盛」です。位置的には分かりにくいのですが、路地の入口に看板が立っています。お店の入口はまさに民家の玄関です。「そばハくすり」の駒札が立っています。

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もちろん名物「あつもりそば」を注文しました。漢字で書くと「熱盛り」です。釜揚げの熱々蕎麦を、熱々のそばつゆで頂くのです。量は「一斤」「一斤半」「二斤」から選べますが、量的には多め。女性であれば一斤で十分。男性でも一斤半は多いかもしれません。

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ほとんど待つことなく最初に、やかんに入った蕎麦湯が運ばれてきました。引き続き、そばつゆと薬味と梅干も。つゆの入った徳利は大変熱く素手で持つことは出来ません。

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店員さんから食べ方について詳しく説明がありましたが、説明書きも用意されていました。

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九条ねぎの下に生卵が入っています。そばを浸ける前にかき混ぜました。ここにそばつゆを注ぎます。

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熱々のそばが運ばれてきました。湯気とともにそばのいい香り。柔らかくてふわふわそばです。今まで味わったことのない食感。こちらのお店では、つなぎに長芋と卵を使って蕎麦を打ち5分間茹でるのだそうです。一斤半は少し多めでしたがいっきにたいらげました。お口直しの梅干しも、ことのほかおいしかった。

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2階はこんなかんじ、この日店内を流れていたのはジャズでした。

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注意事項> 小学生以下のお子様はお断り、と店頭に張り紙がありました。また店内の階段は非常に急勾配ですので、足腰の弱い方は慎重に。

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席について食べ終わるまであまり時間はかかりませんでした。手軽の食事できるためか、近所の勤め人らしき人たちもランチにいらっしゃってました。一人のお客さんも結構多かったように思います。
熱いざるそばは初めての経験、柔らかめに茹でられていますので、冷たいざるそばの「こし」の食感は期待できませんが、その分蕎麦の香りを存分に楽しむことが出来ます。あーおいしかった!

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(店の外観、室内の様子、メニューなどは取材時点のものです。最新情報はネットなどでご確認下さい。)

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