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GOSPEL｛ゴスペル）、哲学の道から少し西に入ったところ、ヴォーリス建築事務所設計によるおしゃれな洋館が目を引きます。オーナーの住居２階が喫茶です。オープンスペースにアンティーク家具で至福の時間を過ごすことができます。

哲学の道を散策中、ちょっと休憩という時にもってこいの、雰囲気のある喫茶がゴスペル。哲学の道から鹿ヶ谷通までは、下ってすぐ。

さあ、入ってみましょう。1階はアンティークショップ、ゴスペルは２階です。

クラシックなデザインです。

広いフロアにテーブルがゆったりと置かれています。

奥に調理カウンター、その手前、右手にレコード棚とかなり高額なオーディオセットが置かれています。

塔屋部分部分は個室になっていますが「３名以上でお願いします」と書かれていました。

窓際の席を確保。

メニューです。

やや高めの価格設定、見学料込みだと思えば安い。ケーキセット￥1,100 を注文しました。

リッチな気分をしばし味わって、再び観光に戻ります。階段の脇に不思議なコーナーがありました。小さなテーブルと椅子が置かれていますが、入口がありません！　（写真は階段途中から見下ろしたもの）

この建物は当初、一般住宅として建てられましたが、その後、店舗として使われ始めたということです。

設計は「一粒社ヴォーリズ建築事務所」。駒井家住宅、東華菜館を始め、京都においても多くの建築物を手がけたW.M.ヴォーリズの1908年創業による建築事務所です。

建物を裏側から眺めました。かなり奥行きがあって、大きな建物でした。店舗として使われているのは一部分です。

（取材：2013年11月）