【2020年10月20日付で、料理旅館「幾松」とともに閉店】
この食事レポートは閉店前のものですが、料理の内容などをご参考までにご覧ください。


「幾松」は現在料理旅館として営業していますが、建物は、桂小五郎(木戸孝允)と、のちに妻となった芸妓幾松との寓居跡、国の登録有形文化財となっています。木屋町通に面して石造りの西館が併設され、これが「維新館」と呼ばれています。

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建物の右側に「幾松」に入る路地。

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木屋町に面したドアをくぐると中は狭い空間。二人がけの小さなテーブル5つとカウンターが5席。

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迷わず「長州御膳」¥2,000(税別)を注文しました。待っている間に湯呑みを観察、五箇条の御誓文が書いてある、、、。(料理は他に「薩摩御膳」¥4,000 「土佐御膳」¥6,300 「幾松御膳」¥10,500(いずれも税別)があります。)

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最初に食前酒の「さくら酒」。

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ほどなくして三段重が運ばれてきました。15cm角ほどの小さなお重。小さいな、とちょっぴり不安に思いましたが、広げてみてこの通り。お料理がびっしり詰まっています! 失礼しました。

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八寸のお重、底が全く見えません。だし巻き、かまぼこ、美味しい魚の焼き物(アツアツでした)、生麩などなど。もちろん幾松の厨房で調理されたもの。

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お造りのお重、タイと貝柱です。

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煮物のお重。以上、すべてが最高級の味付けです。

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さらに京野菜の天ぷら、

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御飯と汁物、香物。御飯の上に乗っているそぼろっぽいものはなんだか分かりませんが、美味しかったのでヨシ!

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デザートまでついていました。あーおいしかった!

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高瀬川の桜はピークを過ぎていましたが、美味しい食事の後、穏やかな木屋町を散策しました。

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幾松「維新庵」データ

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・京都市中京区木屋町御池上ル 幾松西館1F
・TEL 非公開、予約不可
・営業時間 昼 11:00-15:00、夜 17:00-22:00
・定休なし、駐車場なし

(店の外観、室内の様子、メニューなどは取材時点のものです。最新情報はネットなどでご確認下さい。)


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