お茶屋さんの並ぶ花街・上七軒の割烹「おかむら紅梅庵」でランチしました。紅梅庵は、お茶屋さんなどへの仕出しでスタートし、現在は割烹料亭として一般の人でも利用できる京料理レストランです。お店の形態からして、気軽に立ち寄りさっと食事をする、というタイプのものではありません。

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今回案内された掘りごたつ式の個室です。坪庭を眺めながら食事できます。平日で空いていたためか今回は予約無しで利用できましたが、通常は事前予約がベターです。

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スケジュールの詰まった観光旅行中でしたので手軽に頂くことができるお弁当をお願いしました。「紅梅弁当」の「梅」(¥3,780 税込)と天ぷら付きの「竹」(¥4,320 税込)をお願いしました。なお別途サービス料が10%かかります。丸いお弁当箱の中は4つに仕切られ、盛りだくさんの料理が並んでいます。

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お弁当の中身をアップでご紹介します。八寸料理です。焼き魚、甘露煮、エビ、酢レンコン、ごぼうの穴子巻き、イカの昆布巻き、ぐじの寿司、梅の実を甘く煮たの。どれも素材がいいのか、とてもおいしい。京都駅で購入する駅弁にも似たようなものが入っているものがありますが、味は天と地ほど違います。

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だし巻き卵です。黒豆と真丈が添えられています。

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煮物です。これぞ一流料亭の味! 薄味で出汁が効いてうまい!

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お造りは和え物も含めて4品。マグロ、イカとヒラマサかな? 味は言うことなしです。

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「竹」に付いた天麩羅の盛合せです。エビが2尾と季節野菜です。衣はサクサク(笑)。

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おジャコご飯とお吸い物、香の物。このお吸い物が絶品でした。

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お吸い物をアップで解説します。出汁は極上、口に含むとトロリ感がありました。具材は積み重ねてあります。下から、円柱型の絹ごし豆腐、湯葉、おぼろ昆布、焼きなす、九条ネギ、桜の花びらの形で透明なほどに薄切のカブ?ダイコン?、そして柚子。こんなに美味しいお吸い物は生まれて初めて。

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水物です。いちごとミカンのゼリー。ここまででお腹は十分満たされ大満足のランチを終えました。サービスも行き届き、さすが上七軒の料亭の対応であると感心。

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紅梅庵の玄関の様子。うちわがズラッと並んでいます。上七軒の芸舞妓さんのほとんどが飾られているのではないでしょうか。

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食事前にお願いしてシャッターを押していただきました。上七軒の割烹でははじめての食事。まさに上七軒デビューです。お店の雰囲気もよく、混んでなかったためか庭の見える部屋を貸し切りで美味しい京料理をいただき、素晴らしい思い出になりました。

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(店の外観、室内の様子、メニューなどは取材時点のものです。最新情報はネットなどでご確認下さい。)

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