仁和寺の御室会館「和食処 梵」

「和食処 梵」（わしょくどころ ぼん）は、仁和寺境内の宿坊「御室会館」の1階にあります。仁和寺駐車場から東門を入ってすぐのところです。仁王門から境内に入った場合は、中門に向かって進み、途中で右に折れて100mほどのところ。食事メニューは和食が中心、季節ごとに特別メニューも用意されています。

席は主に座卓タイプで60席ほど、テーブル席も32席あります。バルコニー席の18席はテーブルが小さい丸型なので喫茶用でしょう。

奥の窓に面した席からはこんな枝垂れ桜が正面に見えました。なお、御室会館は仁和寺の宿坊ですが、一般観光客用のホテルとしても利用できます。宿泊者専用駐車場は境内の中にあります。

御室桜のシーズンは春の特別メニューが用意されています。こちらは「花見弁当」（￥2,300 税込）。三段重です。八寸の重、天ぷら盛り合わせの重、ちりめんご飯の重。すまし汁が付いています。

こちらの「御室御膳」（￥1,800 税込）は二段重です。花見弁当との違いは天ぷらが付くか付かないか、です。

八寸のアップです。盛りだくさんですね。手前は煮物と小鉢、そして串団子。右上は焼き魚、鴨など。左上は出汁巻き、昆布巻き、チマキなど。いずれも味付けは上品、厳選した素材を選んでいるように見受けました。

押し寿司の上にはちりめんじゃこがたくさん載っています。

こちらは「ゆば丼」（￥850 税込）、女性に人気メニューだそうです。温泉卵付きです。

御飯の上にゆばを敷き、海老天、梅、海苔などをのせて甘いタレがかかっています。薄味の出汁の効いたたっぷりのあんがかかった湯葉丼に慣れていたせいか、最初に口にしたときは違和感がありましたが、こんなゆば丼もありでしょうか。

2019年桜シーズンの特別メニューです。

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