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南禅寺界隈「大安苑」で昼食 2015年3月
「大安苑(たいあんえん)」は、南禅寺別荘群の一角にある京料理の割烹料亭。十一代目小川治兵衛の作庭による回遊式庭園を眺めながら四季折々の旬を堪能できる。
南禅寺エリアを散策の折、前を通るたびに気になっていた料亭「大安苑」で食事しました。付近は南禅寺別荘群、その中で大安苑も当初は貴族の別荘だったそうですが、現在は料亭として一般の人間も中に入ることのできる貴重な存在です。著名な庭園を始め建物内部をレポートします。
上の写真は正式な入り口ですが、南禅寺の山門前の道を北に進むと外塀に丸い入り口。ここから入ることも出来ます。
建物を外から眺めました。植治の庭に面して、1階は料亭、2階は「はなれのCafe」、入り口は共通です。玄関を入ると着物姿の仲居さん(と呼んでいいのでしょうか)が出迎え、予約していなかったので少し心配でしたが無事入れました。玄関で靴を脱いで上がります。
ほどなく部屋に案内されました。この広い部屋にテーブル2つのみ、植治の庭全体を見渡せます。リッチですねぇ。12時前でしたので先客もなく、この部屋を独占できました。
注文した料理は「特製弁当」(¥3,800 税サ込)。先付けは小鉢で「ホタルイカと何やら?」、左のは説明が難しい。
そして「お造り」です。甘鯛ですね。
こちらがお弁当、三段重です。
広げると、うわっ、すごい。京料理がびっしり詰まっています。
ちらし寿司。穴子と野菜が散りばめてあります。
こちらも、いろんな食材を使い手間ひまかけて作られています。
右の揚げ物は稚鮎でした。こおばしくて美味しい。
水物です。手前の柑橘は名前を教えてもらったのですが失念、グレープフルーツの一種ですが大変甘いもの。
植治の庭を眺めながらゆったりくつろいで、特製弁当を美味しくいただきました。
庭園は回遊式です。希望すれば中を歩くことができるそうです。
玄関と部屋の間に2階への階段、上は喫茶「はなれのCafe」です。こちらは次回、ということで。
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・京都市左京区南禅寺草川町81
・TEL 075-752-4333
・アクセス 地下鉄「蹴上」駅から徒歩7分
・営業時間 12:00-14:30 17:00-21:00 不定休
・夜は会席料理のみ(要予約)
・駐車場なし
・公式HPはこちら「大安苑」
(店の外観、室内の様子、メニューなどは取材時点のものです。最新情報はネットなどでご確認下さい。)