絶景かなドットコム > 海外 > ボストン

ボストン「フリーダムトレイル」
撮影 2014年6月13日

FREEDON TRAIL, Boston USA - June 13, 2014

「フリーダムトレイル」は、アメリカ、マサチューセッツ州ボストン市内の中心部におけるアメリカの建国にゆかりの史跡や場所など全16か所、ボストンコモンからバンカーヒル記念塔までを歩道上の赤い線で結ぶ全長4ｋｍの散策コース。ボストン国立歴史公園の一部。

ボストンのフリーダムトレイルはアメリカの建国にゆかりの地16ヶ所を巡る遊歩道ですが、今回は前半の3分の2を逆回りに歩きました。（歩道の路面に埋め込まれたフリーダムトレイルのプレート）

出発点は「ファニエル・ホールとクインシー・マーケット」。観光客が最も多く集まるマーケットです。茶色い建物はファニュエル・ホール、1742年の建造（3階部分は1806年の増築）。街の集会場として使われました。右に見える赤い線が「フリーダム・トレイル」。赤い煉瓦が埋め込まれていたり、場所によっては赤いペンキで線が引かれています。

ファニエル・ホールに連なって建つ「クインシー・マーケット Quincy Market」。このエリア全体をFanuel Hall Market Placeとよびます・

この中（写真）はフードコートをはじめ様々なお店が入っていて人気があります。また、クインシー・マーケットの両側には「ノースマーケット」と「サウスマーケット」が並んで建っていて、中は土産物店やレストラン。

ファニエル・ホールの前には「サミュエル・アダムスの像」、アメリカの独立に大きな役割を果たした建国の志士です。

赤いラインにそって進んでいきます。次は「旧州議事堂 Old State House」。1713年に建築された、ボストンで最も古い公共の建物です。

建物の前の路面にはアメリカ独立の引き金となった「ボストン虐殺事件 1770年3月5日 Boston Massacre Site」を記念する円形のモニュメントが埋められています。

正面の建物は「オールド・コーナー書店 Old Corner Bookstore」、1712年の建造。Ticknor and Fields（出版社）のオフィスとして使われていましたが、アメリカの著名な文学者が集いました。現在はファスト・フード店として使われています。

建物の前にはオレンジとグリーンのバス、今回のボストン観光ではこれを利用しました。運転手さんがガイド、運転中はほぼしゃべりっぱなしです。冗談も交えながらの楽しい解説、英語力のある方におすすめです。（Old Town Trolley Tours）

「旧市庁舎 Old City Hall」の前に立つ「ベンジャミン・フランクリンの立像」、独立宣言の草案を書いた人です。

次は「キングス・チャペル教会」、1686年、ボストン初の英国国教会として設立されました。塔のない、たいへん珍しい構造です。

キングス・チャペル教会に隣接する「キングス・チャペル墓地」。ボストンで最初の墓地です。

「グラナリー墓地 Granary Burying Ground」

「パーク通り教会 Park Street Church」

「マサチューセッツ州議事堂 The Massachusetts State House」です。金色のドームが特徴。チャールズ・ブルフィンチの設計だそうです。

「ボストンコモン」、1634年、この土地は清教徒のために購入され、集会や演説が盛んに行われました。「市民の広場」という意味で「コモン Common」と呼ばれました。ダウンタウンの真ん中にあり、現在は市民の憩いの場です。

公園で見つけたリスさん。
フリーダムトレイルの通常ルートはここ、ボストンコモンが出発点ですが、今回は逆回り、全16ポイントのうち、11ポイントを回りました。17世紀の建造物も多く、アメリカにおける最も歴史の古いエリアです。古い建造物が好きなZaucatsとしましては、充分に堪能出来ました。それぞれの建物内部も見学したかったのですが、ニューヨークからの日帰り旅行では、そこまで時間の確保はできませんでした。ボストン観光は、最低でも3日はほしいですね。