縁あってニューヨークの名門大学「コロンビア大学」のキャンパスを案内付きで見学しました。ミッドタウンからここまで地下鉄で、「Columbia University 116th St 駅」を下車しました。ニューヨークの地下鉄駅構内はタイル貼り、駅名も駅ごとにタイルでデザインされています。

地下鉄駅から地上に登るとブロードウェイ、すぐに大学正門です。今日の天候は雨、写真はクリアじゃないですがご容赦ください。さあ、出発。

並木道のカレッジウォークを進みます。

広場に出ました。ロウ・プラザ（Low Plaza）です。

右手には白い「バトラー図書館（Butler Library）」

NHK「コロンビア白熱教室」で取り上げられ、日本の一般家庭でもおなじみの光景になりましたね。「ロウ・メモリアル図書館（Low Memorial Library）」です。後にニューヨーク市長となったLow学長を記念して建てられたもの。1897年の竣工。建物前の広い階段は「The Steps」と呼ばれています。

階段の中央にシンボル「アルマ・マター像（Alma Mater）」、その前で記念撮影。この像は知恵と工芸を司る女神「ミネルヴァ」、D・フレンチの作です。

この巨大なドーム建物はニューヨーク市の史跡に指定されています。

見上げると巨大なドーム天井。

「ロウ・メモリアル図書館」入り口から振り返ると正面が「バトラー図書館」です。

では「ロウ・メモリアル図書館」から出発し、キャンパスをぐるっと一周しましょう。西隣りの建物は「Earl Hall」です。学生の健康管理センター。

「Mathematics Hall」、数学関係の図書館があります。

「ビジネス・スクール（Columbia Buisiness School CBS）」です。1300名の学生が在籍し、約40％が留学生だそうです。建物は「ロウ・メモリアル図書館」の真うしろに位置します。

ライオン像のうしろは「Havemeyer Hall」です。化学学科の建物。ノーベル賞受賞者を７名輩出しています。

夏休み中だったのでキャンパス内に学生はちらほらでした。それをいいことに堂々と記念撮影。

120th St を挟んで、北側には見た目かなり古そうな「Teachers College」（教育学部）があります。創立は1887年。向こうに見える白い塔は「リバーサイド教会」。

「セントポール教会」はキャンパス内の教会です。「ロウ・メモリアル図書館」の右手。これもニューヨーク市の史跡に指定されています。

コロンビア大学の敷地はアムステルダム通を挟んでありますが、通りを覆うように広い陸橋が渡してあります。

陸橋の上から眺めた「セントポール教会」の背面。

コロンビア大学構内のツアーを終え、バトラー図書館まえの広大な緑地「サウスローン」までやって来ました。コロンビア大学はマンハッタン内にありますので適度な密度に建物が配置されていて、歩いて楽に一周できる広さでした。