「ドゥブロヴニク・旧市街の城壁を歩く」

ドゥブロヴニクの街は一周1,940mの城壁で囲まれています。この城壁の上は公開されていて（有料）歩くことができます。ドゥブロヴニクを観光で訪れる人はほぼ歩くルートでしょう。軽い起伏の通路を一周2ｋｍの行程ですから軽いウォーキングですね。入り口（登り口）は３か所ありますが、西側のピレ門から入ります。（本記事はHidekunによるレポートです。）

城壁に登ると旧市街の町並みが見下ろせます。美しい街並みですね。まっすぐに伸びるのはメインストリート。統一性のない建物と電信柱だらけのどこかの国の町並みとはまるで違いますね。さて、今回は左回りに歩きます（一方通行となっています）。

広がる旧市街の町並み。

少し歩くと壊れた住居跡が見られます。先の内戦で砲撃を受けた跡でしょうか。

右がアドリア海です。壁の建造は7世紀に始まったと聞きますが全周の完成は17世紀。いずれにしても石造ならでは歴史遺産です。城壁の厚さは5mもあり、高さ20ｍです。外敵から守るためには（中世では）これくらいないと。

かなり高いところまでやって来ました。海側は絶壁。

振り返って西側を眺めると、崖に上に要塞が見えます。「ロブリイェナッツ要塞 - fortress Lovrijenac」です。最初の建設は11世紀に遡るそうです。なんと1,000年前！　その後幾度となく増築されました。

城壁ウォーキングを続けましょう。空は青空が出たり黒雲が長っれてきたり安定しませんね。

ハーバーが近づいてきました。半周歩いたことになります。

ここからは山側の半周です。おや、行く手をハトさんが先導してくれています。

山側の城壁通路は高度があるため街の眺めが一段と良くなります。

かなりの高度ですね。

ピレ門近くの塔も見えてきて、城郭周回ルートもゴール間もなくです。

ぐるっと一周し、ピレ門に戻りました。約1時間30分の行程、旧市街の美しい街並みを少し高いところから堪能することが出来ました。

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