グアム観光地めぐり「グアム動物園」
「グアム動物園」は、観光ホテルの立ち並ぶタモンエリアの海岸近くにある個人経営の小規模な動物園。グアム固有種の「ココバード」(グアムクイナ)を観ることができる。
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我が家は無類の動物好き、グアム旅行中に「ちっちゃいながらも動物園があるので見に行こう。」と提案すると全員賛成反対ゼロで、さっそく出かけることになりました。赤いシャトルバスを「 ホリデーリゾート向かい」停留所で降りて、ホリデーインリゾートホテルの駐車場を抜けて海岸の方に歩いていきます。随所に看板が立っているので迷うことはありません。
ラッテストーンが建っているところをさらに海岸に向かって進みます。
すると右手に入口がありました。入場料は$15.00 ちょっと高めですね。赤い矢印のブザーを押すと中から経営者のおばちゃんが出てきてゲートを開けてくれます。(帰る時は回転ドアから) 入場料を払うと小さな器に入ったエサを渡されました。猿以外の哺乳動物に与えて下さい、とのこと。
最初に入場者を迎えるのは白いオウムのエンジェルちゃん。話しかけると「Hello」と返事してくれました。
入口近くは哺乳類のケージが多くあります。こちらは水牛。
ロバさん(小型地中海ロバ)。名前はジミー。
そしてウサギさんたち。ほかに野生豚や猿が1種類いました。
もっとも人懐っこかったクロヤギさん(ピグミーヤギ)。エサをおねだり。なお園内各所にエサの自動販売機があります。1回25セント。コインを入れてレバーを押すと餌が数粒しか出てきません。おかしいな、と繰り返して押すと器いっぱいになるまで餌が出てきました。
哺乳動物のケージに混じってココバードの小さな鳥小屋を発見。今回訪問した目的の一つです。
小屋の中を覗き込むと、いました、ココバード。まだ幼いのか身長25cmほど。人に近づいてきて「くーくー」と小さな声でないていました。この日見ることが出来たココちゃんは2羽でした。
ココバードはクイナの一種で飛ぶことが出来ません。グアム固有種です。かつては多く生息していましたが貿易によって天敵のヘビが入ってきて絶滅寸前の19羽まで減りました。現在は保護され200羽ほどに。絶滅危惧種に指定されています。
大きな水槽には2頭のウミガメがゆったり泳いでいました。これとは別にもっとも大きな水槽には大型の名前がわからない魚が超高速で泳ぎ回っていましたが水が濁り気味で撮影することは出来ませんでした。
こちらはアフリカケヅメリクガメ。
ヤシガニです。
熱帯植物が群生する園内を乱舞していた黒い蝶「マルバネルリマダラ」、グアムではポピュラーな種類でそうです。なお、鳥類の写真は掲載していませんがダチョウ、エミュー、カンムリツルなど大型が数種類。そしてトカゲ類も数は多くありませんでした。
管理人事務所です。管理人ご夫婦のご住まい? グアム動物園はご夫婦で個人で経営運営されている動物園、日本の動物園と比較はできませんが、非常にアットホームな動物園です。もし動物好きであれば、リゾート疲れした時に訪問してほっとする場所になること請け合いです。
動物を見終わったあと、かなりの気温で暑かったのですが、せっかくですから海岸に出ました。
タモン湾のすばらしいながめ!
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