マカオ「聖ポール天主堂跡とナーチャ廟」世界遺産

撮影 2011年3月
Ruins of St. Paul's, MACAU - March, 2011
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「マカオ」旧ポルトガル植民地。カジノや世界遺産を中心とした世界的観光地。1999年より中国特別行政区。
「聖ポール天主堂跡」1600年代に作られた教会。1835年の火災で建物正面ファサードを残して焼け落ちた。世界遺産の一つ。
「ナーチャ廟」子供の神様ナーチャを祀る中国寺院。世界遺産の一つ。

ポルトガル色の濃い異国情緒あふれる歴史の街マカオを観光しましたのでご紹介します。

マカオ観光でまず最初に訪問したのは、世界遺産に登録された旧跡の中でもとくに有名な「聖ポール天主堂跡」(聖パウロ天主堂跡)です。17世紀の初頭にイタリア人宣教師によってイエズス会の教会として設計されたそうですが、建造には日本人キリシタンも携わったとも伝えられています。

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1835年の火災によって正面の壁・ファサードのみが残っています。広い66段の石段を登ってファサードを詳しく見学しましょう。

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多くの観光客で賑わっていますね。マカオ観光といえばまずここを皆さん訪れます。近づいてみるとバロック様式の重厚な壁ですね。

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多くの日本人キリシタンも弾圧を逃れてマカオにやってきましたが、このファサードには日本人が刻んだと伝えられる「聖母に踏まれた竜」の彫刻があります。また地下にある展示室には日本人殉教者の遺骨も安置されているそうです。

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写真の赤い矢印のところに龍が彫られています。7つの頭を持つ龍を聖母が上から押さえつけていますが、この龍は徳川家康を表しているとも伝えられています。これが彫られたのは1620年から1627年の間だということ、まさに江戸時代初頭ですね。

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イエズス会のシンボル。

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ファサードの裏側に回りました。

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頑丈な鉄製の階段と通路がファサードに接して取り付けられています。

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窓を通してマカオの町並みを眺めることができます。

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聖ポール天主堂跡の正面に向かって左側、旧城壁に隣接して「ナーチャ廟」があります。こちらは1888年に創建の中国寺院です。祀られているナーチャは暴れん坊の子供の神様。武道と疫病退治の神様だそうです。

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中を覗くと巨大渦巻き線香がたくさんぶら下がっています。直径30cm以上あるでしょうか。点火すると数日間煙を出し続けるそうです!!

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巨大線香はここで販売していました。買って帰るものではなく、火をつけてこちらに奉納するものですね。

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階段の上から下を見下ろすとお店がたくさん。

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マカオといえばエッグタルト。お目当てのお店を発見!

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さっそく購入したのはタルトとマンゴージュース。口いっぱいに頬張りました。おいしいなぁ(笑)

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