ニューヨーク「ロックフェラー・センターからの眺望」

ニューヨーク暮らしを始めた家族からの写真レポートです。観光客からの人気も高いロックフェラーセンターの最高峰、GEビルの屋上展望台からの眺めをご紹介します。

展望台の正式名称は「トップ・オブ・ザ・ロック展望台」、入場料はちょっと高いけど、払う価値は十分。250mという高さはニューヨークにおいてはそれほどでもないかもしれませんが、屋上から360度見渡せることで絶景なのです。

北の眺め。目前にセントラルパークが広がります。左はハドソン川。建設中のかなり高いビルは？　調べて後日、追記します。では、時計回りに見て行きましょう。

北東の方角。アッパーイーストサイドの町並みです。

東の方角。イースト川とルーズベルトアイランドが下に見えています。左の白い三角屋根はシティグループ・センター。59階、279ｍ。

南東の方角。右端は、以前はPanAmビルでしたが今はメットライフビルになっている。1963年オープン時は世界一高い商業オフィスビルでした。58階、246.6m。

メットライフビルの後ろに見え隠れしているのはクライスラービル。77階、305m。「水平線」という言葉がありますね。空と陸（海）の境目です。この線よりも上に突き出ているビルは、撮影位置よりも高いビル。メットライフビルはほぼ同じ高さ。

クライスラービルは1930年の完成。高さ世界一の座を争ったことで有名。完成時の高さは283ｍで世界一だったが、すぐにしかし、ウォールタワーが高さ284 mで完成したため抜かれた。そこで36 mの尖塔を追加して319m、ふたたび世界一。翌年エンパイアステートビルが完成したため抜かれてしまう。

南にはエンパイアステートビルが正面に対峙しています。102階、381ｍ、1931年の完成。

ハドソン川（右）の河口には小さく自由の女神像が見えていますね。

マンハッタンのほぼすべてを見渡せる屋上展望台は人気観光スポット。ハイシーズンは時間指定の入場券になるようですので、チケットの購入は計画的に。