東福寺からは気持ちの良い住宅街を歩いて10分ほどでした。京都駅からはJR奈良線で稲荷下車。駅の目の前が参道です。京都街中からは京阪で伏見稲荷下車。こちらからだとおみやげ屋さん街の前に出ます。
伏見稲荷大社の公式HPによると「太秦の秦氏族は、記録の上では大宝元年(701年)桂川畔にそびえる松尾山に松尾神を奉鎮、深草の秦氏族は、和銅4年(711)稲荷山三ケ峰の平らな処に稲荷神を奉鎮し、山城盆地を中心にして、御神威赫々たる大神があたかも鼎立する結果となった」とあります。いずれにしても稲荷神社の鎮座には織物技術を伝えた秦氏が深く関わっていたようですね。
楼門。1589年、豊臣秀吉による造営。
本殿は五間社流造です。1499年建立。国の重要文化財。
こちらがお稲荷さんのおきつね様
現在の稲荷大社を有名にしている千本鳥居。
千本鳥居を下に向かって眺めると、奉納者の名前が記されています。驚くべきことに、大部分が平成になってから建立されています。すると、この隙間なくびっしりとつらなる鳥居のトンネルが形作られたのはつい最近か!
こちらは御幸通からのながめ。おみやげ屋さんが軒を連ねています。
伏見人形(深草人形)〜 土人形のふるさと
すぐ近くに伏見人形のお店がありましたので写真に納めました。伏見人形の窯元・丹嘉さんです。このあたりの古い家の軒先をよく見ると伏見人形が飾られています。
ここ深草の地には良質土があったため古くから土器が作られ、5世紀には土師部が住み着き、後には瓦を作る職人が多く移り住んできた、これが原点のようです.
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