サツキが眩しい梅雨入り前の快晴、伏見の名刹、海宝寺を訪問しました。
「本堂」は1755年に、伏見の呉服商・大文字屋の下村彦右衛門正啓(のち大丸を創業)が寄進したものです。
伊藤若冲は晩年、この部屋で襖絵「群鶏図」を描きました。以降、筆を取らなかったため「若沖筆投げの間」と呼ばれています。なお本物の絵は京都国立博物館にて所蔵中。。この部屋で普茶料理をいただくことが出来るのですが(要予約)、「子供たちが走り回って襖絵に傷を付けたら大変。ですから京都国立博物館に預けました。」と奥様がおっしゃっていました。
「筆投げの間」手前の部屋です。萬福寺の竺庵浄印師はこの椅子に座ったのでしょう。
豊臣秀吉が伏見城で使っていたという手水鉢です。
庭にあった巨大なヤマモモ。こんなに大きなヤマモモは見たことがありません。庭に降りて写真を撮らせていただければ良かった。
モッコクの大木です。樹齢はおよそ400年。
足利義満愛用の「魚坂」です。
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