「六条道場 歓喜光寺」

2009年10月3日 撮影
KANKIKOJI Temple, Yamashina Kyoto - October 3, 2009
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六条道場 歓喜光寺(ろくじょうどうじょう かんきこうじ)、時宗六条派の本山。本尊は阿弥陀如来。1291年、八幡市に創建された善導寺が始まり。1299年、六条河原院の旧跡に移転、寺号を歓喜光寺に改めた。天正年間(1573〜)豊臣秀吉の京都都市改造により四条京極に移転。1907年、法国寺と合併し五条通東大路上ルに移転、この時、歓喜光寺境内の天満宮だけが四条京極に残り、錦天満宮として現在に至る。さらに1975年、山科の現在地に移転した。このように各地を転々としたにもかかわらず「六条」の地名は冠し続けている。現在の本堂は法国寺のもの。
 ・京都市山科区大宅奥山田10 map
 ・TEL 075-572-2557
 ・京阪バス「大宅(大宅車庫)下車」徒歩約10分
 ・境内自由

それまでまったく知識のなかった六条道場 歓喜光寺。岩間神社を訪問たとき、宮司さんと色々お話しするうちに神社周辺の名所の話題になって宮司さんに紹介していただきました。

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調べてみると、由緒ある時宗の古刹でした。ただ何度も移転を繰り返したため、古い建物は本堂と地蔵堂のみです。

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こちらが本堂。もとは法国寺の本堂です。桃山時代の建立。

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この地蔵堂も東山五条から移転したもの。法国寺の境内にありました。

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歓喜光寺と合併した法国寺は五条坂と東山通りに挟まれた、大谷本廟の北側にありましたが、ここに公共の駐車場を作るために山科に移転したのです。同時にお地蔵さん達も一緒に引越です。

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六条道場の石碑です。これは歓喜光寺に立っているのではなく、枳穀亭入口のすぐ北側で見つけました。京都の室町時代の古地図を見ると、まさにこのあたりに六条道場・歓喜光寺があったようです。この石碑はそれを示すものでしょう。

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