六地蔵という地名の由来となった「六地蔵・大善寺」です。小野篁が冥土から帰ってきて桜の大木から制作した6体の地蔵尊を祀ったところです。
その後1157年、6体の地蔵尊は後白河天皇の勅命により、平清盛が西光法師に命じて、京都に疫病が侵入しないようにと京都の街道の入り口六ヶ所に六角堂を建てて祀りました。
この6体のお地蔵さんを、8月22日、23日にめぐり、各お寺で授与される六色のお札(お幡〜おはた)を集めて軒先に飾って家内安全を祈ります。これが「京都六地蔵巡り」です。
こちらがそのお地蔵さん。重要文化財です。
やさしいお顔ですね。
この鐘楼と梵鐘は徳川2代将軍秀忠の娘・東福門院が1665年に安産を祈願して寄進したものです。
大善寺の本堂です。勧修寺の宸殿を移築したものだそうです。
南門です。
庫裏(寺務所)の前に古い井戸が残っていました。
菊をかたどった瓦、これは庫裏のもの。
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