「合槌稲荷」

2011年3月28日 撮影
Aizuchi Inari Shrine, Kyoto - March 28, 2011
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合槌稲荷(あいずちいなり)、祭神は合槌稲荷大明神
平安後期、一条天皇より刀を打つよう命を受けた三条小鍛冶宗近は、合槌を打ってくれる相棒がいなかった。稲荷明神に祈願したあと若者が現れ、相槌を務めた結果、立派な刀が完成した。若者の正体は狐であり、完成した刀は「子狐丸」と呼ばれた。三条通向かいの粟田神社参道脇には、三条小鍛冶の住居跡に建てられた鍛治神社がある。
 ・京都市東山区中之町
 ・アクセス> 地下鉄「東山駅」下車東へ徒歩5分
 ・境内自由
   なお住宅地に近接しているため静かに参拝のこと
 ・駐車場 なし

「合槌を打つ」という言葉の語源は鍛冶屋さんのトッテンカンと2名で交互にタイミングよく槌を打つこと。ここ、合槌稲荷は刀工・三条小鍛冶宗近を手伝った狐を祀る稲荷大明神です。

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三条小鍛冶の住居は三条通を渡った通り向かいの、粟田神社参道付近にあったといわれています。

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住宅地の狭い通路がそのまま参道になっていて、入るときに少し戸惑いました。奥に進むと大変狭い境内に神社がありました。

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神社はこの付近の民家に方々により守られているようです。

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なお、三条小鍛冶は祇園祭の山鉾巡行で先頭を務める「長刀鉾」の長刀を作ったことでも知られています。又各地の博物館には三条小鍛冶による名刀が保存され、多くが国宝に指定されています。

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合槌稲荷の参道です。自転車、バイクのみ通行できる狭さです。

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