安養寺の参道入口を右に向かいます。すると「お宿、吉水」がありますが、その右手に円山聖天堂への登り口があります。

少し登ると「将軍塚道」の道標があります。どんどん登ってくと将軍塚まで通じています。

また少し登ると「大聖歓喜天尊」の石碑。ここを左に進むと円山聖天堂です。

見えてきました。ここまで登り口から2,3分。

『円山聖天堂」とありますので間違いありません。ここが「大聖歓喜天」です。うっそうとしていて、ここまで参拝する観光客は皆無でしょう。

そもそも歓喜天とは、仏教の守護神の一つ、象頭人身です。日本ではほとんどが厨子の中に安置され、秘仏として公開されていないので目にすることはありませんが、インドではこの像をよく目にしますね。

ところで「清浄歓喜団」という京菓子がありますが、これはもともと歓喜天にお供えするものだったとのことです。あの巾着の形は歓喜天像が手に持っている菓子を模したものだとか。

なお、この聖天堂へは安養寺の本堂左側から登ることができます。聖天堂から東方向の眺め。かなり高度があります。

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