東山通から知恩院に向かう華頂道、その突き当りに知恩院・黒門が構えます。
重厚で堅牢そうな門ですね。この門から知恩院境内に至る道が「黒門坂」。国宝、知恩院三門は表玄関。こちらは裏玄関にあたるのでしょうか。
この門は特に文化財指定されていないようですが、建造は古く、1835年に修復の記録があります。
門の内側の様子。
では、黒門坂を往復してみましょう。階段はゆるやか、手摺もありますので足腰の弱い方にも大丈夫。徳川家康は非常時に備えて、知恩院を城構えにしたといわれています。
中央部まで登った所で振り返りました。
最上部に到着。北門です。カエデに覆われています。紅葉すると眺め良さそう。
北門から境内に入りました。正規の入り口、三門から入ったところに広がるおなじみの知恩院境内につながります。御影堂は大修復中でした。右手向こうに阿弥陀堂の屋根が見えています。
では黒門まで引き返してみましょう。今度は下り坂です。
下りは手摺を持って降ります。なにしろ景色を眺めながら、撮影しながらの階段ですので、ころばないように。
静かですね。
右端に少しだけ見えていますが、ある程度の標高もありますので市街の見晴らしも良い。
黒門を額縁にして、華頂通。軽トラックの影には知恩院七不思議の一つ「瓜生石」。こちらは後日、モニュメントコーナーに採り上げますね。