「知恩院三門と男坂・女坂」

2017年9月25日 撮影
SAN-MON GATE in Chion-in Temple, Kyoto - Sep.25, 2017
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知恩院(ちおんいん)、浄土宗の総本山、正式名は「華頂山知恩教院大谷寺」、本尊は法然上人像
1175年、法然上人による開山。法然は比叡山での修行の後、現在の勢至堂あたりに住み布教活動を行った。現在のような大寺院になったのは江戸時代に入ってから。多くの国宝、重要文化財を所蔵、また「左甚五郎の忘れ傘」をはじめとする「知恩院の七不思議」で有名。
 ・京都府京都市東山区林下町400
 ・075-531-2111
 ・市バス「知恩院前」下車、東へ徒歩5分
  地下鉄東西線「東山駅」下車、南へ徒歩8分
 ・境内自由、駐車場なし

知恩院の三門は、京都における最大級の門です。一般的には「山門」と書きますが、知恩院では「三門」と書きます。これは「空門」「無相門」「無願門」という三つの解脱門(三解脱門:さんげだつもん)を意味します。1621年、徳川秀忠によって建立されました。前に立てばさすがに大きい!

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太い柱に支えられたこの巨大建造物、1階部分は自由に通過できる空洞になっていますが、2階は仏堂となっていて多くの仏像が祀られています。

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楼上は通常は非公開ですが定期的に特別公開されていますので興味ある方は知恩院のHPで確認してみて下さい。なお、特別公開時の拝観レポートは下部にリンクしてあります。

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さて、門をくぐってそのまま進みますと急勾配の階段が見えます。これが知恩院への正式な参拝路で「男坂」と呼ばれています。

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下部よりも上部のほうがより急勾配に見えますね。

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当然、足腰の弱い方はとても登れませんので右の迂回路「女坂」を登ります。

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途中でつまづいて転落したら京都サスペンスドラマによく出てくる「階段転落死」ですね。じょうだんではなく、足もとにしっかり注意を払って登りましょう。

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階段途中の踊り場で門を振り返りました。表から見ても裏から見ても堂々とした門ですね。

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門の中央をズームアップ撮影。

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階段を登りきったところから見下ろしました。かなりの高度感、「男坂」を下ることができるのはよほど足腰に自信のある方、あるいは怖いもの知らずでしょうね。

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本堂は現在修復中。本堂に入っての参拝は出来ません。2012年にスタートし、8年かけて屋根や建具の解体修理を行います。2019年に完成の予定です。

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こちらがなだらかな「女坂」です。参拝者のほとんどがこの坂を帰り道として利用します。

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「知恩院」 これまでの訪問レポート
  10年以上にわたって、四季折々の表情を写真に収めました。
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