「北座ぎをん思いで博物館」

2013年8月16日 撮影
Gion Omoide Museum, Kyoto - August 16, 2013
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「北座ぎをん思いで博物館」(ぎおんおもいではくぶつかん)。四条大橋付近の歴史を古書や古写真で紹介する。また、祇園花街の風物も展示。なお、博物館は「井筒八ッ橋本舗」が店舗ビルに併設したもの。八ツ橋などの購入者は無料で閲覧できる。
 ・京都市東山区川端通四条上る常盤町178 map
 ・TEL 075-531-2125
 ・アクセス 京阪「祇園四条駅」下車徒歩1分
 ・入館料 大人 200円、高中小 100円
 ・開館時間 10:00 - 17:00(無休)
 ・駐車場 なし

四条大橋の東詰めには、南側に南座、北側に北座、ふたつの芝居小屋がありました。現在は南座のみが残り営業していますが、北座はビルになって、聖護院八ツ橋やレストランが入居しています。この5階にある「北座ぎをん思いで博物館」を見学しました。

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かつて北座がここにあったことを示す石碑です。

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北座の入口です。こんなところに博物館があるなんて。知名度もないので、来る見学者もなくてクローズしているかもしれません。なにはともあれ入ってみましょう。5階まではエレベータで上がります。エレベータのドアが開くと、いきなり博物館の受付です。

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入場しようとしたところ、受付の方から「お店で購入されましたか?」と聞かれました。何か購入すれば無料で見ることが出来るんだそうですが、我々は直接こちらに伺ったので入場料を払いました。入って直ぐのところに展示されている舞妓さんの髪型モデルです。説明員の方が髪型も含め、展示物をすべて説明してくださいました。

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なお、内部の撮影に関しては壁に張り紙があって「写真撮影はご遠慮ください」の旨が書かれていますが、説明員の方に許可を頂いて撮影しました。

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八坂神社の石段辺りからの、明治各時代の古写真です。現在に比べればずいぶん狭い四条通です。

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南座と北座の古い写真です。

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明治20年ころの四条大橋。向こうに見えている大きな建物は南座。そして橋の左側には北座も写っています。

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かつての「川床」の様子。本流の流れの上に床几をおいたシンプルなもの。当然水流が増すと危険です。この形は後に禁止され、現在の組み立て式「床」になりました。

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「拾遺都名所図会」の1ページ、18世紀の四条河原の様子を描いています。

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賀茂川に面した部屋には舞妓さんの一年を写真展示、ソファーがたくさん並べられ、ゆっくり休憩もできます。

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窓からは賀茂川、四条大橋、南座を眺めることが出来ます。

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「南座」とレストラン「菊水」のビル、そして川端通です。

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賀茂川と「床」を見下ろすことが出来ます。先週まで行われていた「京の七夕」もここから見渡せたそうです。

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見学所要時間は30分から1時間くらいでしょうか。構えて見学する、というほどのものではなく、やはり1階で八ツ橋のみやげを購入し、それに付帯するサービスとして見学する、という程度のものでしょうか。今日は五山送り火の日。それにちなんで入口の脇には「三笠」の送り火バージョンが展示されていました。

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