東山五条の交差点から五条坂を登って5分ほど。日限地蔵をお参りしました。
正式なお寺の名称は安祥院ですが「日限地蔵」の呼び名が一般的です。
安祥院は浄土宗の寺院、ご本尊は阿弥陀如来。本堂内は真っ暗でしたので赤外線カメラでパチリ。木食正禅養阿上人の作だといわれています。
本堂の左に建つ方丈(?)の甍が見事に折り重なっていました、
こちらが地蔵堂です。
日限地蔵さん。日を限って願い事をすれば、願いが叶うというお地蔵さんです。
ここから、境内の風景です。弁財天。
境内で発見したピンクのヒガンバナ。
古い古い奉納品もいくつか発見。これは絵馬堂の天井に嵌めこまれていました。
地蔵堂の横に掲げられた、願いがかなったお礼の額。
これも古い鏡ですね。「能・精神病保養旅館」「京都、西川保養所、岩倉」「電話 上五二五二番」と書かれています。この鏡の出所を調べて見ました。京都岩倉村には江戸時代・文化年間(1804-1817)以来、精神病患者のための保養所が多くありました。西川保養所はそのひとつ、1889年の開設です。しかし大多数の保養所は第2次大戦時に閉鎖されました。でもこの鏡、なんでここにあるのでしょうね。
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