「安祥院の日限地蔵」

2011年9月25日 撮影
Higiri Jizo of ANSHO-IN Temple, Kyoto - September 25, 2011
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安祥院(あんしょういん)、通称、日限地蔵(ひぎりじぞう)、浄土宗。本尊は阿弥陀如来像。942年、朱雀天皇の勅願により乙訓郡大藪郷に創建した護国院が始まり。文永年間(鎌倉時代)、蓮寂上人が再興して安祥院と寺名を改めた。その後衰退するが1725年(あるいは1727年)、木食正禅養阿(もくじきしょうぜんようあ)上人が中興して、現在の地に移転。地蔵堂に祀られる地蔵尊は日限地蔵と呼ばれる。
・京都市東山区五条通東大路東入遊行前町 map
・075-561-0655
・市バス「五条坂」下車徒歩5分
・境内自由
・駐車場なし

東山五条の交差点から五条坂を登って5分ほど。日限地蔵をお参りしました。

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正式なお寺の名称は安祥院ですが「日限地蔵」の呼び名が一般的です。

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安祥院は浄土宗の寺院、ご本尊は阿弥陀如来。本堂内は真っ暗でしたので赤外線カメラでパチリ。木食正禅養阿上人の作だといわれています。

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本堂の左に建つ方丈(?)の甍が見事に折り重なっていました、

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こちらが地蔵堂です。

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日限地蔵さん。日を限って願い事をすれば、願いが叶うというお地蔵さんです。

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ここから、境内の風景です。弁財天。

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境内で発見したピンクのヒガンバナ。

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古い古い奉納品もいくつか発見。これは絵馬堂の天井に嵌めこまれていました。

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地蔵堂の横に掲げられた、願いがかなったお礼の額。

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これも古い鏡ですね。「能・精神病保養旅館」「京都、西川保養所、岩倉」「電話 上五二五二番」と書かれています。この鏡の出所を調べて見ました。京都岩倉村には江戸時代・文化年間(1804-1817)以来、精神病患者のための保養所が多くありました。西川保養所はそのひとつ、1889年の開設です。しかし大多数の保養所は第2次大戦時に閉鎖されました。でもこの鏡、なんでここにあるのでしょうね。

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