「法住寺の大根焚き」

2014年1月13日 撮影
Hojuji Temple , Kyoto - January 12, 2014
kyoto-sozoro.jpg

法住寺(ほうじゅうじ)、天台宗、本尊は不動明王。通称「身代わり不動」。法住寺は988年、藤原為光によって創設。その後、1161年、後白河法皇が院の御所「法住寺殿」としていとなんだ。1164年、法住寺内に平清盛によって蓮華王院三十三間堂が建てられた。1183年、木曽義仲によって焼き討ちにあい、焼失した法住寺殿の跡地に法華堂が建てられ後白河法皇の御陵とした。その後法住寺は永らく御霊を守る寺として続いたが、明治期「大興徳院」と改称、1955年に法住寺の名前を残すため、法住寺に復名した。

1月15日のもよりの日曜日(三十三間堂において「楊枝のお加持」が行えわれる同じ日)、法住寺において無病息災を祈願する「大根焚き」が授与されます。また午前と午後の2回。護摩供、牛王寶印の御加持もあります。

hojuuji21.jpg

この日だけは境内や本堂が無料開放。おとなりの三十三間堂では「通し矢」や「楊枝のお加持」という全国レベルで知名度の高いイベントが行われているので大変なにぎわい。一方こちらは、知る人ぞ知る大根焚き、混みあうこともありません。

hojuuji21.jpg

まずは不動堂でお参り。

hojuuji21.jpg

そして大根炊きの食券?を購入します。「護摩木」も付いていますので願い事を記入して納めます。

hojuuji21.jpg

さて大根炊きですが、、、

hojuuji21.jpg

大きな鍋がいくつか用意され、ぐつぐつと炊きあげられています。

hojuuji21.jpg

これで一人前。かなり大きな大根3つと油揚げ1枚。熱くて、ふーふー、といただきました。おいしい!

hojuuji21.jpg

晴れ着姿の新成人も見えます。通し矢の参加者も。

hojuuji21.jpg

通常は拝観できない「後白河法皇像」がご開帳されていますので、不動堂の左隣りにある本堂にあがって拝観しました。無料公開です。

hojuuji21.jpg

熱々の大根で体も温まり、厄がすべて飛んでいきました。

hojuuji21.jpg

三十三間堂に戻ると通し矢(大的大会)に入賞したみなさんの表彰式が行われていました。記念撮影の光景です。

hojuuji21.jpg


Ads by Google

「法住寺」の場所はこちら。

より大きな地図で 法住寺 を表示

 ・市東山区法住寺三十三間堂廻り町655
 ・TEL 075-561-4137
 ・アクセス 市バス「三十三間堂前」下車徒歩2分
 ・拝観料 500円、開門時間 9:00 - 16:30
 ・駐車は30台程度可能、無料



Copyright (C) 2015 Zaucats, All Rights Reserved.

back-to-top.jpg
トップへ