渋谷街道「浄妙院・一本松不動尊」

浄妙院は渋谷街道沿いにある小寺ですが、谷の北側にあります。渋谷街道から行くには「谷」を越えねばなりません。街道からはこの小道を降りていきます。右の石柱には「市営清水山墓地」と書かれています。

道の左側に素晴らしい紅白の梅が満開でした。もちろん一本の株です。黄色いレンギョウも開花しておりトリコロール！

これが「谷」。写真だと感じがつかめないかも知れませんが、かなり深いです。橋の上から。

「一本松不動尊」への道標。不動明王が浄妙院に祀られています。一本松はこのあたりの地名です。

昔はなかった無骨な道路。国道1号線バイパスです。これをくぐります。

トンネルの名称は「一本松横断地下道」。

歩道トンネルの出口です。横を車がビュンビュン走っていきます。浄妙寺は後ろ方向。正面の階段は京都市の分譲墓園に向かう道です。さらに清水寺（子安の塔）にもつながっています。京都バスのバス停「池田」も見えています。山科に向かうバスがここを通ります。東向きの1方向のみですが。山科から洛中に向かうバスは1号線から渋谷街道に入ります。そう、渋谷街道もバスが走っているんです。西向きのみですが。

やっと浄妙寺にたどり着きました。

本堂ですが、「瓦が落ちるので頭上注意」の立て札が！

狭い境内です。

古いお墓です。歴史的人物のものでしょうが、誰のものか確認しませんでした。

門前に駒札もなく由緒に関する情報が全くありません。滞在時間は10分でした。渋谷街道に戻ります。

道路脇のレンギョウをあらためて撮影。