「興雲庵」は建仁寺の塔頭の一つですが、そこの鎮守稲荷が「陀枳尼尊天」。建仁寺の本防境内を囲む長い塀の外、北西角にあります。
興雲庵そのものよりも陀枳尼天のほうが広く知られているようです。門前に由緒を詳細に記した駒札が立っています。
季節がら、門前の紅梅が満開です。
小雨の中、水滴がキラキラ。
興雲庵の山門は東に向かって開いています。
こちらが興雲庵の本堂、非公開です。
建仁寺本防築地塀(左)との間の通路に出て、あらためて陀枳尼天のために作られている小さな門をくぐります。向こうに小さく見えるのが陀枳尼天の門。
正面に見えるのが「陀枳尼尊天堂」。
陀枳尼天がなぜ豊川稲荷なのか? いろいろ説があるようですが。
陀枳尼天はもともとインド、ヒンズー教の女神「ダーキニー」、白いキツネ(インドではジャッカル)に乗った女鬼として描かれていますが、いつしかキツネが縁で稲荷と習合していったと考えられます。
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