清水寺の本堂を過ぎて正面にあるのは「地主神社」、縁結びの神様として近年人気スポットとなっています。
参拝者の平均年齢は大変若い。修学旅行生も多い。私たちはちょっと場違いの雰囲気。
めげずに境内を探検します。ご本尊のオオクニヌシノミコト。
清水寺の境内にありながら、ここはちょっと違う空気が流れていますね。ごらんのとおり若い人たちで境内はいつもごった返しており「キャッキャッ」と黄色い声が飛び交います。
2つある「恋占い石」。こちらから、、、、
こちらまで目をつぶってたどり着ければ恋が実ります。これらの石ですが、ある学者が調査したところ縄文時代から何らかの形で使われていたものだそうです。地主神社の創建が神代の時代というのもうなづけますね。
境内を一巡りします。本殿(重要文化財)です。
拝殿(重要文化財)です。
総門(重要文化財)です。門の扉のむこうは階段。以前はこの門から出入りしていたのでしょうか。地主神社はチャラチャラした神社では決してなく、文化財的にも重要な建造物を多く擁します。また世界遺産の一部です。
「撫で大黒」、こちらは我が家にも縁がありそうなご利益なのでしっかりお参りしました。
「祓戸社」。「強く叩かないで下さい」と書かれています。気になったので少し強く叩いてみました。「痛い!」太鼓ではなくドラでした。相手は金属ですので強く叩けば手が痛いわけです。
開花はまだでしたが「地主桜」別名「御車返しの桜」です。811年、嵯峨天皇の行幸があったとき、あまりの美しさに3度御車を返して桜の花をめでたという言い伝えです。八重と一重の花が同時に咲く珍しい種類とのこと。平安時代以来さまざまな詩歌や謡曲「田村」「熊野」、あるいは書物に登場します。
地主桜の花を見ることができませんでしたが、代わりに。こちらは地主神社階段の手前に咲いていた鮮やかな赤はボケ、黄色い花は?
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