梅雨のさなか、清水寺の地主神社を参拝しました。それにしても清水の舞台の上はものすごい数の観光客、なにしろ京都でNo.1の人気スポットですから。
舞台を出て地主神社に向かいます。こちらも清水寺の中でも若い人たちの人気スポット。なにしろ縁結びの神様ですから。
昨今の海外からの観光客ブームで、おそらく日本人よりもアジア各国からの観光客の方が多いと思われます。
狭い境内に押すな押すなの参拝者。
こちらに縁結びの大黒様が祀られています。
こちらで有名な人形祓い。自分の身代わりとして紙の人形を水に流して厄を払うのです。各地の神社で行われているものですが。こちらでは水に流す代わりに桶に張られた水に浮かべます。
そして、これもTVなどで放映されて有名になった「恋占いの石」。境内に向かい合わせに立てられた2つの石、片側の前に立ち、目を閉じてもう一つの石に向かって歩きます。無事にたどり着ければ恋が成就する。というもの。修学旅行生や若い人たちが「きゃっきゃ」といいながらこの占いに興じていました。
「恋占いの石」はなにも参拝者を集めるために設置したわけではありませんよ。なんと、室町時代の記録にも「恋占いの石」の記載があり、始まったのはそれ以上昔とのこと。歴史の古い地主神社でした。(写真は狩野元信による天井画「にらみ竜」)
|