祇園・八坂神社から清水寺に向かう途中、高台寺の門前通りは「ねねの道」とよばれ、人気スポットです。
「ねねの道」を歩いていて、路地の奥に目を引くこの円形、あまりにも目立っています。ここは高台寺の塔頭「岡林院(こうりんいん)」の参道です。
夜はこのように、さらに目立ちます。ただ、奥まで進んで、そこに何があるのか確かめる人は誰もいません。入りにくい何かがあるのでしょう。
一番奥まで進むとそこは岡林院の表門。非公開寺院ですので中に入ることはできません。
丸窓の下に三体のお地蔵さんが並んでいます。ちゃんと説明書きがありました。
「見ざる言わざる聞かざる」の否定的な生き方ではなく、その真反対、このお地蔵さんを撫でて「見るぞう、言うぞう、聞くぞう」という積極人間になりましょう、だそうです。
こちらは「数珠巡礼」の参加寺となっていて、授与される社寺の名前の入った玉を集め、数珠を完成させるんだそうです。
岡林院は非公開寺院ですが、ほんの数10mの参道はたいへんおもむきがあり、ねねの道を散策する際の見どころの一つとして眺めてみてください。
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